空想じじい

人生は七転び八転び。

じじばば共和国

じじばば共和国64

新型コロナの影響で共和国内の診療所から検査に医師が巡回にやってきた。花の係長さん体調はどうですか?だるいでやんす~。えっ!何時からですか?。5~6年前からでやんす。う~~~んそうですか、体温は毎日測ってますか?。はい36、3度の高熱が続い…

じじばば共和国63

いよいよ、じじばば共和国恒例の1泊2日のアーチェリー合宿が始まる、1日中同じ的を撃ってるのはスリルも面白くもないので、今年からルールを変える事になった。 向かい合って撃つ。えっ!危ないんじゃないの?。大丈夫70メートル離れてるから。あっそー…

じじばば共和国62

ピンポンポンポン~~~こちらは広報じじばば共和国です。80代の男性が昨夜7時頃に家を出たまま帰りません、服装は黄色のTシャツに黄色のズボンを履いてます、体形は、まるでおにぎりです、心当たりの方はじじばば警察にご連絡をしてください。 花の係長と…

じじばば共和国 61

慰安婦は日本のせいだ賠償しろ、徴用工は日本のせいだ賠償しろ。 このままではサルの尻が赤いのは日本のせいだ賠償しろ、と言い出すのも時間の問題だ。 そうなる前に、とにかく日本列島を朝鮮半島から離したい、できればハワイのそばまで日本列島を移動した…

じじばば共和国 60

いよいよ共和国に家族の強い要望で世界一スリリングなジェットコースターが出来上がった。 大きな池の中を駆け巡るコースになっている。 でも高齢者ばっかりだから心臓麻痺を起こす人が続出するんじゃないか?たぶんそこが家族の狙いなんだろうハハハハ~~…

じじばば共和国 59

あれ!係長がいないじゃん、係長はどうしたの?まりちゃん、さっき海にイカリと一緒に飛び込んだよ。 な~んだそうだったのか早く言えよ心配するじゃないか。 えっ!係長は泳げないんだよ溺れるじゃないか大変だ! するとすぐさまK山さんがフグカットウでで…

じじばば共和国 58

そしてついに係長も軽い胃癌で胃の切除手術をした。 体重もぐんぐん減っていったし、何より辛いのは大好物のフンコロガシのから揚げが食べれない、食べれるのは1日にうどんがたった3本だけ、抗がん剤も気持悪いし生きてても意味がないような気がした。 そ…

じじばば共和国57

桜の花びらが散ってあたり一面ピンク色に染まった、ついに桜の季節も終わろうとしている。わずかに5~6輪残った桜を見つけて孟民じじいさんは。おっ!ついに桜が咲き始めたか~気分爽快だ!と言いながらこんな日にはブリキのチョコレートが食いたい、と訳…

じじばば共和国 56

日本のトイレは世界一進化をした、もうこれ以上進化の仕様がないと思われたが、なんとコトブキ商事の開発したトイレは、超すごい。 ウンチをすると瞬時にそのウンチを分析してコメントが出てくる。例えば、糖尿の恐れあり速やかに病院に行ってください、甘い…

じじばば共和国 55

危機管理は、ふつうに想定出来ない事を予測して、おこりうる災難に備えておくのが仕事だ、想定できる災難に備えるだけならただの管理だ、だからじじばば共和国の危機管理をする人はプライドを持ってるので絶対に「想定外」と言う言葉は使わない。なぜかと言…

じじばば共和国 54

花の係長が光の缶詰を発明した、まず缶の中に小さなブラックホールを入れて快晴の日に外に2時間ほど置いておく、そうすると太陽の光をブラックホールがひたすら吸い込む、その缶に蓋をして出来上がり。 自然災害の時には非常に役に立つ、使うときには缶の裏…

じじばば共和国 53

歳をとると硬い物が噛めない、だからすでに噛んであるガムを売り出せば大儲けが出来る、野々村はひらめいた、世紀のガム誕生!!「吐き出すだけ」好評発売中。野々村は毎日せっせとガムを噛んで袋に詰めた、これは入れ歯の人に必ず受ける!飛ぶように売れる…

じじばば共和国 52

係長はプールでアユを釣り始めたし、まりちゃんは洗濯してるし、ゆうさんはションベンしてるし、空想じじいは毛がないのにシャンプーしてるし。野々村は不正をして泣いてるし。 チン・ドン・ジャ~ン共和国内放送のスピーカーが鳴り響いた、お前ら!いいかげ…

じじばば共和国 51

今年も猛暑になっている、水の事故も多発しているので今回の水泳大会は着衣泳法の訓練になった、屋外のプールで行われる、深さは2メートルある立派なプールだ、当日、雲一つない晴天に恵まれた、最高気温の予報は38度と今年最高になる。去年の水泳大会で…

じじばば共和国 50

今日もいつものように空想じじいの部屋で宴会が始まった。窓からまりちゃんが入ってきた、私が戦場のピアニストのまりちゃんです、しつこい蚊だわ~~~と言いながら、自分の左腕のホクロを蚊と間違えてたたいている。めんどうだから好きにさせておこう、ど…

じじばば共和国 49

じじばば共和国の中に新しく居酒屋が出来た、これは偽装の専門店だ、経営するのは入所者のまりちゃん。玄関には大きなカンバンで「美人女将まりちゃんの偽装専門店」と書いてある。 早朝から空想じじいと花の係長が入店してきた、いらっしゃいませ~~~。は…

じじばば共和国 48 下

さっそく広場でバーベキュー大会が始まった、とりあえずビールで乾杯だ、我がグリーゼ581では不老不死の薬が発明されてから死ぬ人が居なくなって食糧が足りなくて困ってる。 マイケルは食糧を作り出せるのでグリーゼ581では重要人物なんだ、すごい能力…

じじばば共和国 47 中

ようこそじじばば共和国へ、私が空想じじいです、うちのメンバーを紹介します、え~~~っとこちらが誰だっけ?忘れた、その隣がえ~~~っと誰だっけ?忘れた。空想じじいさんもういいです、日が暮れてしまう。 相方を紹介します、このゴリラのような足の奴…

じじばば共和国 46 上

空想じじいは20年前からグリーゼ581と言う星の生命体と文通をしていた、その生物は定年退職をして暇になったので是非地球のじじばば共和国に遊びに行きたいと言う電報を打ってきた、空想じじいはいつでも来てくださいと返事を返した。 数日たった昼下が…

じじばば共和国 45

徘徊コースで花の係長にばったり会った、いや~~~空想じじいさん、久しぶりですねこの前はいつ会いましたっけ?。え~~~っと忘れた。しばらく見ないうちに、ずいぶん寂しい頭になりましたね~かわいそうに、ブタ草か、イヌのフグリでもいいから生えてほ…

じじばば共和国 44

ゲートが開いてお孫さん達がいっせいに共和国に入ってきた。わ~っどの子がわしの孫かわからんでやんす!。大丈夫ですお孫さんの方が係長を探してくれますよ。 お~お~かわいいの~~~わしの孫が一番かわいいわ、ハハハハ~でもちょっと見ないうちに毛深く…

じじばば共和国 43

今日は待ちに待った楽しい「お孫さんいらっしゃいデイ」だ、お孫さんが来てるというのに、「人が想像できる事は実現できる。」とほざきながら花の係長はカインズホームにロープを買いに行くと言って飛び出して行った。 係長まさか!首を~~~。すぐにゆうさ…

じじばば共和国 42

今日は共和国の健康診断の日だ。次の人どうぞ~。はい!可能を不可能にする男、空想じじいです。そーですか最近調子はどうですか?。食欲はあるんですが食べれないんです。う~~~ん困りましたね~、金がなくて食べ物を買えなくて食べれないんですか?。い…

じじばば共和国 41

空想じじいは朝4時に起きて徘徊コースを散歩していた、前から株式会社セロリの管理人さんがよろよろと歩いてきた。暑いですね~今日も朝から30度を超えてますよ。 はい、月曜日だと言うのにね、もうこの猛暑であたあたあた頭がへへへへへ~あ~~~、脳み…

じじばば共和国 40

ギャ~~~~まりちゃんのテントから叫び声が聞えた。どうしたんだ!まりちゃん?イケメンの男がいたのか?違うわ!右足をなにかに刺されて腫れあがった~痛いよ~助けて~~~。 今忙しいちょうど牛タンが焼けたところだから食べてから行くのでもうちょっと…

じじばば共和国 39

暑い!人類が今までに経験した事がない暑さだ!。日本に今までいなかった南の動物や植物がたくさん発見されるようになって来た。ヤシの木やらバナナの木まで自生するようになった。きっと放射能のせいだろ~。いや!ちがうんだ、たった今CIAから情報が入…

じじばば共和国 38

誉め殺しCDをききながら左足が重いよ~~~痛いよ~~~と言いながらまりちゃんが入ってきた、左足を見たらワニが噛み付いていた。ひたすら誉め言葉を言い続けるCDを特別注文をしたらしい。まりちゃんは何処で聞いたのか知らないが、美しい写真や美しい…

じじばば共和国 37

携帯電話が飛躍的に進化を続けてる、じじばば共和国の人々はついて行けない。ついに花の係長は、箱根の研究所で掃除機と冷蔵庫と食器乾燥機と洗濯機付きの携帯電話の開発に世界で初めて成功した、それがすべて左きき用だ、しかも世界最軽量でわずか80キロ…

じじばば共和国 36

2020年東南海地震が発生して日本の原発がすべて壊れた、ついに北半球は放射能に覆われて人間が住めなくなった。金に目がくらんだ連中のせいだ、金じゃ動かない頑固親父達がたくさんいた昭和の時代がなつかしい。じじばば共和国の人達は船で南半球の常夏…

じじばば共和国 35

あ~~~っ寒い!。ど~したのまりちゃん?寒いわもう外で着替え出来なくなってきた、と言いながら入ってきた。そーだろう雪が降ってるもん、着替えは部屋の中でした方がいいんじゃないかな、周りの人の為に。 腹が減ってネコの手も食いたいくらいだ。と言い…