空想じじい

人生は七転び八転び。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

じじばば共和国 7

いよいよ秋の運動会のシーズンになった、第7グランドで秋のわくわく大運動 会が始まった。参加者が300人を超えた、その親族もたくさん見に来た、救 急車もすでに5台待機している、親族に成りすました葬儀屋が5社ほどまぎれ こんでいる、葬儀屋の営業マ…

家内が退院した

家内が退院になった、病院からの帰りに買い物をした、さあ帰ろうかと言って 僕は出口に向かった家内は逆に行ってしまった、いつもの家内に戻った気がし た。忙しくなる、嬉しさが2割と不安が8割、以前よりはまた少しよくなっ た、翌朝7時に起きてサトイモ…

パニック 4

出水の秀ちゃんは、NT酵素の事で頭の中がいっぱいになっている、出水市は NT市にしてはどうかと言う話まで出てる、さすがにそれはまずいでしょうと 言う事で却下された。でも民間レベルではNTTはNTNTTになった、個人 商店も頭にNTをつける所が…

悪徳薬屋

くそじじいはガンになった、ガンに効くという薬があると聞くとどこからでも 取り寄せる、だが近くの薬屋に「ガンの特効薬」と言う看板がかかっている店 があった、とりあえず入った、いらっしゃい、お客さん胃ガンですね~、あ~ ビックリした、どうしてわか…

じじばば共和国 6

ここの住民には変な趣味の人が多い、Gさんなんか世界中の瓦をコレクション してる時々瓦と話をする、焼き具合といい光沢といなんと美しい、お腹はすい てないかい?寿司でも取るかい?寝る時には瓦を抱いて寝る、気持ち悪い。B9 さんは共和国内のパチンコ屋…

きょんちゃん 21

きょんは最近はほとんどパニックを起こさなくなった、源之新は随分楽になっ た、しかしまだ週に3回くらいは夜の2時頃に(お父さん寝れないよ~)と起 こされる、以前ならここから大暴れになっていた、だが今は睡眠薬を1つ飲ま せると朝まで寝てくれる。う…

銀太の冒険 3

銀太の冒険2は下です http://blogs.yahoo.co.jp/nwcnj363/8814186.html 3人は三重県の国府の浜に着いた、この町には救急車が1台しかない。銀太は 初めて海と言うものを見て、呆然とした、こんな大きな池は生まれて始めて見 た、この日は台風が近づいてい…

銀太の冒険 1

銀太は山奥中の山奥で育った、この村から1歩も出た事がない、どうしてかと 言うと道がない、海を見た事も都会を見たこともない、一応小学校と中学校は ある、でも同級生が居ない。このままでは井の中の蛙になってしまうと心配し た親が、銀太に世界を見て来…

飲み会に行ってきた

ガンの手術以降初めての飲み会だ、多少体力の不安があったが思いきって行く ことにした。夕方6時から始まった。全部で7人集まった、僕が知っているの はまりちゃんとCLARKさんだけだ、海坊主がいるとおもったらCLARK さんだった、まりちゃんはみ…

金尾 貢の婚活

金尾 貢はもう44歳になる、どうしても早く結婚がしたい、貢は役場のそば のワンルームマンションに住んでいる、朝8時に貢が出勤するときに、何時も 美人の25~26歳くらいの女の人と公園の中の、幅が1メートル50センチ ほどの遊歩道ですれ違う、い…

じじばば共和国 5

2010年9月25日「第4仲良しマンション」の住人は朝の4時には起きて いた、天気予報では今日も快晴で暑くなると言う予報だ、マンションの前の広 い芝庭で30人で遊ぶ事にした。今日はなにをして遊ぶかな~。そうだ!だる まさんがころんだでもやりま…

アメリカ 29 中国の子

長女が中国人の子供、りなちゃんと仲良くなった、3つ隣の棟に住んでいる、 クラスは違うが同級生だ、学校から帰るとりなちゃんと毎日遊んでる。りなち ゃんの子分のようなもんだ、よその家のドアをノックしてすぐさま逃げる遊び をする、りなちゃんは長女に…

じじばば共和国 4

1泊2日の温泉バスツアーが毎日出てる、朝8時に出発する、4人のスタッフ と医者が1人同乗する、乗客は30人に限定してある。川沿いに建ってる「第 4仲良しマンション」の住人が全員参加した、出発して5分で高速道路に入っ た、突然おしっこしたい~と…

家内の2回目の一時帰宅

家内が4泊5日の一時帰宅をした、昨日病院に送って行った、少しはよくなっ ていたが長かったので疲れた~。あ~もう何も考えられないし何もしたくな い、3日は寝ていたい。一時帰宅をしたその日は病院では鍋は出ないと思って 晩御飯は鍋にした、家内はたく…

じじばば共和国 3

ここでは1日中遊んで居ればいい、今日もいい天気だ近くの芝庭の公園で朝か ら20人くらいでバーベキューをしている。突然大騒ぎになった、くそじじい が餅を喉に詰まらせた、大変だ!救急車だ!救急車を呼びにGさんが走った、 すぐに息が上がった、そうだ…

十甲田山 3

「ジーンズショップさくら」にたくさんのお客さんが訪れるようになった、そ れに伴って遭難者の数もうなぎのぼりに増えていった、これではいけないと言 う事で行政が動いた、自然に優しい道路と橋をジーンズショップさくらまで付 けた、もちろん車は走れない…

きょんちゃん 20

きょんはだいぶ良くなってきた、もう睡眠薬しかもらってない、自分一人で病 院に通いたいと言う、源之新はじゃあ駅のそばの病院がいいだろうと言う事で 予約を取った、1ヶ月も先だった、1時の予約だが1時半に書類を書いて2時 から受診の前の聞き取りを始…

十甲田山 2

それから3ヶ月が過ぎたある吹雪の夜だった、コンコン誰かがドアをノックす る、さくらはビックリした、こんな夜中に誰だろう、もしかして、鶴の恩返し かな?でも鶴を助けた覚えはない、そっとドアを開けてみると、屈強な男達が 5人居た。私達は遭難しまし…