空想じじい

人生は七転び八転び。

銀太の冒険

銀太の冒険 完

それから20年後、銀太は随分成長して故郷に帰ってきた、田んぼも畑も荒れ果てていた。ただいま~と言って玄関のドアを開けたが誰もいない、おかしいな、部屋の中は蜘蛛の巣だらけだ、あ~親父は蜘蛛が好きで昔からたくさんペットとして飼っていた、いつも…

銀太の冒険 16

しばらく歩いていくと左手に平屋のボロボロの家が見えてきた、なにやらくそじじいがマスクにサングラスをかけて変なタンクを持ってキャタツの一番上に上って屋根に何か散布をしている。風向きの計算が出来ないみたいでほとんど自分に散布してる。何をしてる…

銀太の冒険 15

銀太が歩いていくと道端に頭に三角形の穴が開いた死体がごろごろ転がっている、なんてこった!どうなってるんだ?う~んこれはどうも戦争が始まったらしい、ゲリラ戦のようだ民間人を容赦なく攻撃をする、国連の安保理もあまりにも非人道的な攻撃なので再三…

銀太の冒険 14

銀太は1万円ショップの駐車場でわけのわからない焼きそばとケーキを全部食べた、ちょっとお腹を壊したみたいだ、しばらく歩いたらオシッコがしたくなった、山の方を向いてオシッコをした、その時だった、下に~下に~と言う声が聞えてきた、やばい!尾張藩…

銀太の冒険 13

銀太は海亀の卵をポケットに入れた、2ヶ月待てば孵化する、でも孵化させてどーするんだ?まあいいとりあえず東に向かって歩き出した、するとさっきの高級車が戻ってきた、お~いすまん犬を乗せ忘れた~ハハハハハ~。良かった!帰って来てくれた、さっそく…

銀太の冒険 12

銀太は300円もらって大儲けをしたと思って気分よく歩き出した、そこへ後ろからやって来た高級車が銀太の横に止まった、兄さん!その犬は家の「たま」です、間違いない随分長い間探しました。実はうちの家内がヤオハンに買い物に犬を連れて行って、「たま…

銀太の冒険 11

銀太と山下 清さんがおにぎりを食べようとしたら、近くにあったダンボール の家から4人家族のホームレスが、じーっとこっちの方を見ている、2人の小 さな女の子はぼろぼろの服を着て痩せ細ってる、どうしてホームレスになった んですか?はい、私は銭形と…

銀太の冒険 10

おい銀太今日はもう遅い、ついでだクリスマスだし、今から船に乗ってカラオ ケに行こう、飲酒運転で捕まらないし朝まで呑もうハハハハハ~。おいテルよ やめなよ銀太はまだ子供だよ。今晩はここの座敷で寝るといい、その襖を開け ると布団があるから好きなと…

銀太の冒険 9

しばらくしてさっき出て行った漁師のテルちゃんが帰ってきた。本日2回目の ただいま~~っと、おい坊主名前はなんと申すんじゃ?はい、銀太です、そう か、今日は大漁したから、俺のおごりじゃ、まあビールでも飲め!いや~飲め ません、なんだと!俺の酒が…

銀太の冒険 8

お客さん家はすし屋なんで、あ~そうですか?さっき漁師さんにイナダを2本 もらったんです、そこの堤防に座ってる人がそれを持ってけば御飯を食べさせ てくれるからと言ってたんで、来ました。そーかい、わかった、じゃあそこに 座ってろ、すぐに豪華な刺身…

銀太の冒険 7

翌朝ジャックとローズにお礼を言って、僕はこれから東京へ向かいます、そし て西の方向へ歩き出した時、突然ジャックに呼び止められた、銀太!東京は 東の方角じゃ、あ~そうですかありがとうございました、と礼を言って逆の方 向に歩き出した、右手に海を見…

銀太の冒険 6

これは3人の合作です、ストーリーは風まかせです、ありません、銀太の冒険 5は下の住所です、ゆうさんの部屋です。続き誰が書くんだろうか? http://blogs.yahoo.co.jp/ysatouline/27062150.html 銀太はすぐに目を覚ました、が両足と首が痛い、いてててて…

銀太の冒険 4

銀太は道路わきで途方にくれていた、軽トラックが銀太の横に止まった、老夫 婦が乗っている、農作業中のようだ、銀太は事情を話した。じゃあ近くの診療 所まで乗せてってあげよう、親切な夫婦だ、軽の荷台に乗せてもらった、到着 するとそこには薬王寺という…

銀太の冒険 3

銀太の冒険2は下です http://blogs.yahoo.co.jp/nwcnj363/8814186.html 3人は三重県の国府の浜に着いた、この町には救急車が1台しかない。銀太は 初めて海と言うものを見て、呆然とした、こんな大きな池は生まれて始めて見 た、この日は台風が近づいてい…

銀太の冒険 1

銀太は山奥中の山奥で育った、この村から1歩も出た事がない、どうしてかと 言うと道がない、海を見た事も都会を見たこともない、一応小学校と中学校は ある、でも同級生が居ない。このままでは井の中の蛙になってしまうと心配し た親が、銀太に世界を見て来…