空想じじい

人生は七転び八転び。

銀太の冒険 15

銀太が歩いていくと道端に頭に三角形の穴が開いた死体がごろごろ転がっている、なんてこった!どうなってるんだ?う~んこれはどうも戦争が始まったらしい、ゲリラ戦のようだ民間人を容赦なく攻撃をする、国連の安保理もあまりにも非人道的な攻撃なので再三注意をしているが日本はいっこうに聞こうとしない、何処の国も同じだ。銀太はひたすら東に向かって歩いた、すると突然三角形の黒い物体が顔をかすめて飛んでいった、なんだろう?危なかった!何と言う卑劣な攻撃だ!振るえが止まらなくなった。どこかにゲリラが潜んでいる、身を低くしてうさぎ跳びで東に向かった。一方その頃ローソンは恐ろしい爆弾を開発していた「おにぎりドン28号」、これは1トン爆弾だ、この爆弾は目的地の上空300メートルで爆発しておにぎりの雨を降らせる、しかも中に入ってるおにぎりはパートのおばさん達が手で握った特製のおにぎりで、仕事が忙しすぎてトイレにも行けずに膀胱炎で入院するおばちゃんがたくさんでている、時給750円、過酷な労働条件だがおばちゃん達はコンビにのために命がけで働いている。このおにぎりはちょっと塩がきいてて、とても旨い。ちょうど昼前だ、ウ~~~~ッ空襲警報が鳴り響いた、道行く人達はいっせいに防空壕に急いだ。東からはローソンの1トン爆弾を満載した貨物飛行機が100機ほど飛んできて、爆弾を投下した上空300メートル当たりで爆発しておにぎりの雨を降らせた、空一面真っ黒になった、西からはセブンイレブンのB29が約50機編隊で飛んできた。おにぎりのじゅうたん爆撃が始まった。藪の中からは、おむちゅびも飛んできた。どうやら銀太はおにぎり戦争の真っ只中に来てしまったみたいだ。と、そこへ野枝とカンちゃんが何が楽しいのか知らないが、スキップをしながら通りかかった、運悪くおにぎりがカンちゃんの頭を直撃してカンちゃんはぶっ倒れた、それを見た野枝が、カンちゃん危ない~~~!と叫んだ、叫ぶタイミングがちょっと遅かった、カンちゃんの頭に三角形の穴が開いた、野枝がカンちゃんの頭に開いた三角形の穴をのぞいて落ち着いて言う、ただちに人体に影響はない。