数時間が経過したおかあさんからの現金１３億円が届かない。間にあうかな ～。車内アナウンスだ。線路の点検が終わりました、お急ぎのところ大変ご迷 惑をおかけいたしました、今からすっ飛んでまいります。電車がゆっくり動き だした、その時だった窓の外を…

花の係り長は二途の川へ毎週末アユ釣りに行く、東京駅から今日も三途の川行 きの新幹線に乗る、ユキちゃんと沢小とカンちゃんと待ち合わせをしているが 遅い８時４２分発のこだまに乗らなければいけない、４１分ににヒカリも出 る。花の係長はいらいらしてる…

養護老人ホーム「ぴょんぴょこ楽々園」は非常に忙しい、介護福祉士は５人で チームを作ってる、ボスの名前は有島と言うおばさんだ、非常に根性が悪い、 仕事がきついこともある、家庭もうまく行ってない、かなりストレスが溜まっ ているので、入所者をいじめ…

最近きょんは１日中息が苦しいと言う、源之新は過呼吸だと思ってる、ボラン ティアの回数を増やしたので疲れてるんだろう、もう少し慣れてくれば自然に 治るだろう。ある日ボランティア先（独立行政法人社会福祉協議会泉の里）か ら電話が入る、お父さん具合…

ロスでは頭にシラミがわく、シラミのわいてる子が結構多い、先生がみんなを チェックする、長女もシラミを誰からか移った、なくなるまでは学校へは行け ない、家内と２人で一生懸命に取るがなかなか取れない、もう全部取ったと思 って学校に連れて行く、先生…

あれは僕がまだ２０歳くらいの時だった、田舎の山道での事。そこは魔のカー ブと呼ばれてた、下りの緩やかなカーブだけれど、なぜか死亡事故が多い、僕 も５～６回昼間に通ったことはがある、交通量も少ないしあんまり車とすれち がわない、山の中なのでうっ…

出水の秀ちゃんは、ボランティアに没頭しすぎて家族に逃げられた、おまに家 がシロアリに食われて倒壊したにもかかわらず今日もボランティアで小学校に 行って小鳥の家を作ってる、自分の家を作れ～、本物のボランティアバカだ。 今度は伊勢神社の周りの手い…

随分昔、家は漁業だけど自給自足できるだけの田んぼと畑も少しあったので農 耕用の黒い牛を飼っていた、毎日僕が餌をやってブラッシングをしてやってい た、僕が牛小屋に行くと走ってよって来るそして上を向く、ブラッシングをし ろと言ってるのだ、かわいい…

もうすぐ車検だ、また金がかかる～。車検の見積もりをするために修理屋に持 っていったら、税金が払ってないと言われた、まさか！財務局に払いに行っ た、いったいどんだけ税金を取ればいいんだ！もう維持できない。田舎に住ん でると車はどうしても必要だ、…

新しいタイムマシンＵＳＯ－８００兇出た、ユキちゃんは新しいものが好き だ、さっそくヤマダ電機に買いに行った、店員に説明を聞く。このタイムマシ ンのすごいのは同時に過去と未来へ行けます。要するに過去と未来が混在して る世界です。値段も９億円と安…

沢小はユキちゃんに、タイムマシンで明後日へ言ってみよう、と言い出した、 何かたくらんでいる、でも沢小に逆らうと怖いので行く事にした、ブーンと言 う音がしたかと思ったら明後日に着いた。沢小は東京駅の売店でスポーツ新聞 を買った、昨日の競馬の結果…

ヤマダ電機でソニーのタイムマシンＵＳＯー８００が新発売された、１台１３ 億円だ！なかなかおこづかいで買える人は日本にいない、ユキちゃんが買っ た。そこへ沢小とカンちゃんが遊びに来た、さっそく３人で何処かへ行く事に した、だが操作がやたら難しい…

これからの季節水の事故が多発する、特に子供は気をつけてやらなければいけ ない、道路の水溜まり、風呂でも溺れる。出水の秀ちゃんは企業からの少しの 顧問料で細々と生活をしている、ほとんど毎日ボランティアに明け暮れるボラ ンティアばかだ。なかなかす…

朝１０時頃家内が起きてくる、ごめんね～こんな事になってしまって、といっ て階段の手すりにつかまりながらゆっくり降りていく、この２年間で２０歳く らい年を取ってしまったような感じだ、家内を見てると自分も落ち込んでしま う。出来るだけ離れてるよう…

カタカナの言葉が多すぎる最近ではクールビズ、アジアン、わけが分からな い、そのうち日本語はみんなカタカナになってしまうぞ、だったら中途半端な ことはやめて、そっくりその国の言葉と法律まで真似をすればいい。と言う事 ですべての県が外国の様式を取…

この風習を聞きつけた当時の総理大臣のカンちゃんは、これは景気対策にもっ てこいのシステムだ、日本全国に広めよう、緊急国会を開いた、即決した「違 反者はフライパンで頭を１００たたきの刑に処す」と決まった、しかもたたき 人は、「東京百たたき専門学…

チーン ドーン ジャーンと葬式の列が墓場に向かう、当時は土葬だった、百 軒くらいの村全体が一つの家族のようにしている。死んだとか産まれたとかは 日常になっている、村人達はお金はないが海の幸、山の幸、に恵まれてて食べ ていく事には困らないのでのん…

金蔵は柿が大好きで１日に８０個ほど食べる、よその家の柿の木に登って柿を 食べている、まあ言ってみれば泥棒だ。まだ青い柿はカニに投げつけてカニを つぶして遊んでた、ところがたまたまそばを通りかかった叔父さんの剥げ頭に 金蔵の投げた柿が間違って当…