ロスでは頭にシラミがわく、シラミのわいてる子が結構多い、先生がみんなを
チェックする、長女もシラミを誰からか移った、なくなるまでは学校へは行け
ない、家内と2人で一生懸命に取るがなかなか取れない、もう全部取ったと思
って学校に連れて行く、先生がチェックする、1つでも見つかると門前払いさ
れる、1週間ほど学校に行けなかった。風邪もそうだ咳をしてたら門前払いさ
れる、臆病なのか用心深いのか分からない。それから学校では、子供が1人で
家に居る時に電話が来ても絶対に自分1人で留守番をしてると言わないように
指導される、今お父さんは手が離せない、後で電話するから番号と名前を教え
てくださいと言う。誰も居ない、と言うと誘拐される危険があると先生は言
う、誘拐犯は家の近くに車を止めてそこから携帯電話で電話してくる、1人で
留守番をしてるのが分かるといきなり家に入ってきて誘拐される。でもほとん
どの家は留守番電話になっている、その方が安心だ、いるかいないか分からな
い。いろいろ勧誘の電話がやたらと多いせいもあると思う。たしか2週間くら
い前にこのUCLAのアパートに引越してきたアフリカからの小学4年生の男
の子供が行方不明になった。アパートの子供達は大騒ぎになった、子供達なり
に探し出した、ゴミ箱の裏、ゴミ箱の中。親達にも緊張が走った子供を家えか
ら出さない家も出てきた、そこらじゅうに写真入りの張り紙がしてある、なか
なか見つからない、皆あきらめかけた、だが3日後に無事に出てきた、教会の
牧師さんが保護してくれてた、どうも英語が全く話せなかったので住所が分か
らなかったらしい。その子は言葉も分からないし学校になじめなくて友達も出
来なくて寂しくて祖国の家に帰りたくて、歩いて帰ろうとしたのだ。