空想じじい

人生は七転び八転び。

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年の最後の日

2010年も最後の日になりました、もう後がありません。ブロガーの皆さん 大変お世話になり、ありがとうございました。今年もあっと言う間に過ぎてい きました。1年より1日の方が長い気がします、今年は長女もますます安定し てきて随分楽になったように…

じじばば共和国 12

ある春の日の事、花の係長に小包みが届いた、係り長はさっそく開けてビンを 取り出して頭に塗り始めた、何してるの?とくそじじいがやって来た。この前 ラジオで宣伝してた毛生え薬。すぐに買っちゃったハハハハハ~。なんでもエ ビネ蘭の根から抽出したエキ…

我は海の子 2

コウは学校には行かないで、1日中じいちゃんと遊んでいる、じいちゃんも、 とっちゃんも、学校に行けとは言わないし、コウは学校に行くよりじいちゃん と居る方が面白いからだ。じいちゃんは家の棟続きで鍛冶屋をやっていて、手 先が非常に器用で繊細な神経…

銀太の冒険 10

おい銀太今日はもう遅い、ついでだクリスマスだし、今から船に乗ってカラオ ケに行こう、飲酒運転で捕まらないし朝まで呑もうハハハハハ~。おいテルよ やめなよ銀太はまだ子供だよ。今晩はここの座敷で寝るといい、その襖を開け ると布団があるから好きなと…

捕鯨解禁

2050年捕鯨が解禁になった、鯨が増えすぎて船と鯨の衝突事故が世界中で 相次いで起きている、鯨を保護しすぎた結果だ、生態系も崩れてしまった。小 魚にプランクトンが絶滅に瀕してしまったようだ、どこの魚港にもイワシにア ジと言う小魚があがらない、…

銀太の冒険 9

しばらくしてさっき出て行った漁師のテルちゃんが帰ってきた。本日2回目の ただいま~~っと、おい坊主名前はなんと申すんじゃ?はい、銀太です、そう か、今日は大漁したから、俺のおごりじゃ、まあビールでも飲め!いや~飲め ません、なんだと!俺の酒が…

ユキちゃんは農業を始めた 2

ユキちゃんは従業員から通称「ユキちゃん」と呼ばれている。「ユキちゃんの 無農薬じゃがいもコロリンファーム」にも収穫時期が近づいた、だが害虫が大 量発生した、ユキちゃんどうしますか?う~んそうだな~家は無農薬をうたっ てるからな~農薬を使うわけ…

ユキちゃんは農業を始めた 1

もしもしおかあさん、僕は国会議員を辞めて農業をやる事にしたよ、あ~らそ ~、北海道に1000ヘクタールの畑を買って温泉付きの家を建てようと思っ てるんだ、1200億円あれば出来ると思う、あっそ~、わかった1200億 円明日振り込むわ。ありがと…

銀太の冒険 8

お客さん家はすし屋なんで、あ~そうですか?さっき漁師さんにイナダを2本 もらったんです、そこの堤防に座ってる人がそれを持ってけば御飯を食べさせ てくれるからと言ってたんで、来ました。そーかい、わかった、じゃあそこに 座ってろ、すぐに豪華な刺身…

銀太の冒険 7

翌朝ジャックとローズにお礼を言って、僕はこれから東京へ向かいます、そし て西の方向へ歩き出した時、突然ジャックに呼び止められた、銀太!東京は 東の方角じゃ、あ~そうですかありがとうございました、と礼を言って逆の方 向に歩き出した、右手に海を見…

まるもうけ興業

今年の猛暑の夏の日曜日、朝8時から地域のボランティアがあった、その日は 朝から気温は30度を超えていた。この辺りのボランティアは強制だ、1軒に 1人出なければ村八分にされる、区長は出席者全員の名前をチェックしてい る、ボランティアの意味をみん…

きょんちゃん 23

いよいよ通信高校の最後のスクーリングになった、これでうまく行けば、卒業 になる、以前はスクーリングの1ヶ月も前から緊張して寝れなかったり、不安 を訴えていたが、今回は前日に少しだけ不安を訴えただけだった、随分成長し た、1年以上遅れて入学して…

じじばば共和国 11

いよいよじじばば共和国にもクリスマスがやって来た、でもクリスチャンは一 人もいない、誰もクリスマスの意味がわかってない、皆でケーキを食べる日く らいにしか思ってない。朝早くから全員で準備を始めた、魚屋のおばちゃん達 はケーキの準備を始めた、ケ…

アメリカ 30 手紙

ある日突然一通の手紙が僕に届いた、家内が開けた、え~っ大変だ、裁判所に 行かなければいけない、陪審員に選ばれてる、そんなバカな俺達は外国人だ よ、観光客みたいなもんだよ、言葉もわからないし断れるでしょ?、いや義務 だって書いてある、そんなバカ…

ゆうさん危機一発 6

後輩はさっさと帰って行った。次の日の夜PCで小説を書いていたが睡魔に襲 われた。そうだ俺は自給自足してるんだ、独立国が出来るんだ。ゆうゆう王国 を作ろう、世界一小さな国だ、面積1ヘクタール、人口1人。独立するために はまず独立戦争をしなければ…

我は海の子

突然、ぼ~~~っ、ぼ~~~っ、っと船の汽笛がこだまする、時計を見ると夜 中の1時くらいだ、海が荒れて雨が降って風も強い、小学生のコウは岬の突端 の風光明媚な所に住んでいる、陸の孤島とも言う。しょっちゅう船が 座礁し ている、家族全員起こされる…