空想じじい

人生は七転び八転び。

じじばば共和国 11

いよいよじじばば共和国にもクリスマスがやって来た、でもクリスチャンは一

人もいない、誰もクリスマスの意味がわかってない、皆でケーキを食べる日く

らいにしか思ってない。朝早くから全員で準備を始めた、魚屋のおばちゃん達

はケーキの準備を始めた、ケーキにたくさんイチゴを載せようと言う事になっ

た、大急ぎで畑にイチゴの苗をたくさん植えた。くそじじいと花の係長とB9

さんは、山へもみの木を切りに行った、竹を切って帰ってきた。おい七夕祭り

じゃないよ、もみの木だよ、もみ!なんだ先に言ってくれよ~、もうめんどう

だから七夕祭りでいいや、と言う事になった、みんな短冊に願い事を書いた、

まりちゃんは「早くピアノで猫ふんじゃったが、じょうずに弾けるようになり

たい」と書いた、くそじじいは「年末ジャンボ宝くじの1等を2つ当たりた

い」と書いた、花の係長は「ぼくは、おとなになったら、プロやきゅうのボー

ルになりたい」と書いた、その時だった突然、じじばば共和国中に空襲警報が

鳴り響いた、まだ警報が鳴り終わってないのに、北のミサイル(鉄砲どん3

号)が係長の後頭部を直撃した、いててててぇ~空襲警報が遅すぎるよ~~、

係長の後頭部に大きなたんこぶが出来たが、突然昔の記憶が全部よみがえっ

た、そうだった私は高貴な生まれで、10歳の時にはハーバード大学でアユの

塩焼きの研究をしてたんだ、それからNASA航空宇宙局でめだかをマグロの

大きさにする研究をして、来るべき食糧危機に備え、日夜研究をしていたん

だ、やった~全部思い出したぞ~~、あ~~~余計な事まで思い出してしまっ

た、やばい、くそじじいに3億円借りていたんだ。それからしばらくして、こ

んどは迎撃ミサイル(パトリオット)が顔面を直撃した大きなたんこぶが出来

た。いててててぇ~。パトリオット遅~~~ぃ。