空想じじい

人生は七転び八転び。

ゆうさん危機一発 6

後輩はさっさと帰って行った。次の日の夜PCで小説を書いていたが睡魔に襲

われた。そうだ俺は自給自足してるんだ、独立国が出来るんだ。ゆうゆう王国

を作ろう、世界一小さな国だ、面積1ヘクタール、人口1人。独立するために

はまず独立戦争をしなければいけないのかな~、めんどくさいな~そのために

は武器も必要だな、竹槍でいいか、戦いの踊りも重要だ、踊りを見ただけでビ

ビって腰を抜かすようなやつだ、インディアンか、マサイ族か、よさこいか?

そうだやっぱり踊るポンポコリンにしよう。それと、はりぼてでいいからミサ

イルが必要だ、そうだ角ミサイル(鉄砲どん3号)を畑の真ん中に作ろう。そ

して独立宣言をした。日本国は抵抗しなかったのですんなり世界最小の国が誕

生した。やっぱり日本は腰抜けだハハハハハ~、たぶん下半身の安定と、しな

やかな手の動きと、腰のきれにビビッたんだろう。そこへ突然後輩が5人遊び

に来た。よく来たね~久しぶりだな~よし!今晩は松阪牛のすき焼きにしよ

う、先輩そんな金あるんですか?目ん玉が飛び出すくらい高いよ、大丈夫携帯

電話を貸してくれ、もしもし防衛大臣か、今日の夕方6時までに、松坂牛のす

き焼肉5キロと、わりしたさんと、卵1パック持ってきて欲しい、あっプッチ

ンプリン6個も。さもなくば角ミサイル(鉄砲どん3号)をぶっ放す。ピッ。

これでOKだ。先輩、核ミサイルは危ないんじゃないの?いや角だ!四角いミ

サイルの事だ。夕方6時ちょうどに自衛隊の特殊部隊が注文の品を届けてくれ

た。ゆうさんは久しぶりに友達と酒を呑んだ。やっぱり松坂牛は旨いな~口の

中に入れた瞬間に溶けてしまって口の中が宝石箱になって爆発だ、舌がまった

りと溶けてしまって、ほっぺたが落ちた、まさか!ほっぺたがテーブルにくっ

ついて取れない~あ~~~~っ。目が覚めた、夢だったのか?ほっぺたがよだ

れでテーブルにくっついてしまって取れない、痛っ~~~。