沢小はユキちゃんに、タイムマシンで明後日へ言ってみよう、と言い出した、
何かたくらんでいる、でも沢小に逆らうと怖いので行く事にした、ブーンと言
う音がしたかと思ったら明後日に着いた。沢小は東京駅の売店でスポーツ新聞
を買った、昨日の競馬の結果が載っている、やった~これさえあればいいい、
よしもう用はない!戻ろう、すぐに戻った。新聞を読んでいるとニュース覧
に、昨夜1時20分タクシーに乗っていた沢小が首都高速で玉突き事故に巻き
込まれ意識不明の重態、と書いてある。ハハハハ~、何だ!じゃあタクシーに
乗らなけりゃいいだけじゃないか~。そして翌日沢小は競馬で大もうけをし
た、大きなかばんに万札がぎっしり詰まってる。珍しく沢小のおごりでユキち
ゃんとカンちゃん3人でいつもの赤坂の料亭に行って夜遅くまで飲んだ、した
たかに酔っ払って沢小は寝てしまったので女将さんがタクシーを呼んで家まで
送り届けるようにしてくれた。タクシーはしばらくして首都高速に入った、沢
小が目を覚ました。おい!何だ!はいタクシーです家まで送り届けるようにと
女将さんに頼まれました。えっ時計を見ると1時10分、まずい止めろ!いや
ここで止まったら事故になりますもう少し先に広い路側帯があるのでそこまで
行きます。早くしろ!1時19分やっと着いた、よかった間に合った!沢小は
すぐに降りた、今日はタクシーには乗らない、もう帰っていいぞ。そうですか
それでは私は帰りますとタクシーが行こうとして動きだした、本線に差し掛か
った所で急停車した。沢小さんかばんを忘れてますと言ってドアを開けた、ア
ッしまった万札の詰まったカバンを忘れた!沢小は短い足でペンギンのように
走って急いで後部座席のかばんを取ろうとタクシーに乗り込んだ、カバンをつ
かんで出ようとした時、ドーンと言う音がした。沢小が目を開けると病院の集
中治療室に寝かされていた。