空想じじい

人生は七転び八転び。

銀太の冒険 13

銀太は海亀の卵をポケットに入れた、2ヶ月待てば孵化する、でも孵化させてどーするんだ?まあいいとりあえず東に向かって歩き出した、するとさっきの高級車が戻ってきた、お~いすまん犬を乗せ忘れた~ハハハハハ~。良かった!帰って来てくれた、さっそく犬を車に乗せた。お礼と言ってはなんだけど、大きい箱と小さい箱があるどちらか1つあげよう、ありがとう、と言って銀太はまよわず大きい箱を取った、ハハハハハ~高級車のオジサンが笑ったどうして大きい方をとったんだい?はい、普通に考えて小さい方には高級な物が入ってるでしょ、大きい方には安い物が入ってるでしょ。だから。銀太はすぐに開けてみた大きなケーキが入っていた、初めて見た、ケーキは美味しいと言う事は小学校の先生(通称、6本きゅーり)に聞いて知ってはいたが食べた事はなかった、で、ちなみに小さい方には何が入ってるの?知りたいか?坊主!驚くなよ、小さいケーキが入ってる、銀太は驚いた、ありえない普通小さい箱には高級な物が入ってるはずなのに。まあいいや銀太は先を急いだ、急ぐ理由は何もない。道路の左側には、100円ショップ、200円ショップ、300円ショップ、ドコモショップと続く、銀太はひたすら西へと3日歩いた、やっと1万円ショップまで来た、1万円ショップの駐車場で「世界の臭い物展」をやっていた、臭すぎるので室内では出来ない。花の係長の1週間はいた靴下もあった。シュールストレミングの試食会もやっている、世界一臭い食べ物と言われているニシンの缶詰だ、どのくらい臭いかと言うと、くさやの6倍と言われている、もっとわかりやすく言うと、ちょうど花の係長の足の臭さの2倍くらいだ。