空想じじい

人生は七転び八転び。

じじばば共和国 5

2010年9月25日「第4仲良しマンション」の住人は朝の4時には起きて

いた、天気予報では今日も快晴で暑くなると言う予報だ、マンションの前の広

い芝庭で30人で遊ぶ事にした。今日はなにをして遊ぶかな~。そうだ!だる

まさんがころんだでもやりますか?卍郎さんはじゃあ私が鬼をやりましょうと

言って自分のマンションから携帯のスピーカーを持ってきた、みんな耳が遠い

ので携帯のスピーカーは必需品だ。じゃあ始めましょう、だるまさんが~~こ

ろんだ、お~みんな止まった、信じられない、立ったまま死んでるのか?どう

もスピーカーの調子が悪い、電池が切れかかってるみたいだ、みんなそのま

ま!ちょっと電池を変えて来るから、そのまま待っててね~と言って卍郎さん

は自分のマンションに帰った。これで俺が突然死でもしてしまったら20年後

に30体の白骨死体が芝庭にモニュメントのように建ってるんだろうな~ハハ

ハハハ~。電池を替えて戻ろうとしたときに昨日食べ残した梨がテーブルの上

に1切れ残ってたので、口に放り込んで急いでみんなのところに行こうとした

時だった、梨が喉に詰まった、うっ!苦しい!大変だ!運良く奥さんが居た、

急いで奥さんが119番に電話をした、救急隊が電話で指示をくれた、‐欧

上に座る。後ろから、肩甲骨の間を強く叩いてもらう。それに合わせて、再

び指を喉の奥まで突っ込んで「ゲー、ゲー」する、言われたようにやってみた

ら運良く梨が出た、よかった~あ~もう死ぬかと思った~。遠くから複数の救

急車のサイレンが聞こえてきた、あれ~家じゃないよな~家は電話の指示だけ

で終わったからな、まあいいや、お~っと1時間もかかってしまった、急がな

いと、走って芝庭へ行った。お待たせ、さあ再開しようか、だるまさんが~~

~~~ころんだ!後ろを振り返った!、全員ころんでる。