きょんはだいぶ良くなってきた、もう睡眠薬しかもらってない、自分一人で病
院に通いたいと言う、源之新はじゃあ駅のそばの病院がいいだろうと言う事で
予約を取った、1ヶ月も先だった、1時の予約だが1時半に書類を書いて2時
から受診の前の聞き取りを始めて2時半頃に終わったが、きょんは診れません
と言う、どーして?紹介状がないから、でも予約の時に紹介状は必要ありませ
んといったんだよ、分かったよ~源之新は前の病院に電話して紹介状をファク
スで送るように頼んだ、いや、紹介状があっても見れません、どーして?今紹
介状がないからって言ったじゃないか~、病院を何回も替わってますし、病名
が全部違います。俺が病名をつけたわけじゃない、いや病気が難しすぎると言
う事です。だから素人では難しいから病院に連れてきてるんじゃないか、それ
に今は睡眠薬しか飲んでないんだよ、薬も昨日で終わってるから今日もらわな
いと困るんです、きょんは眠れないとパニックを起こすから、いやできませ
ん。じゃあどーすりゃいいの?もう病院は休みに入るし病院に行けるのは4日
後だよそれまで薬はないんだよ、4日分の薬だけでももらえないですか?出来
ません。今から前の病院へ行けばいいじゃないですか、なんだって~今から~
もう3時半だよ~向こうに着くのは5時過ぎてしまう、もう頼まないよ~是が
非でも診たくないという事のようだ。どうも中央病院のブラックリストがこの
病院にまで来てるみたいだ。救急車でも住所と名前を言うと「その家の親御さ
んとは認識が違うので診れません」と病院に拒否される、家の家族だけ無医村
に住んでる。 そもそもの原因は家内が3年ほど前に作った。その当時きょん
の薬が10種類くらい出ていた、それが1袋に全部入って1日分4袋ある、下
剤も入ってる、きょんが下痢をしてたので取ろうとしたがどれが下剤か分から
ない。次の受診日に家内が分包にしてくれと言った、主治医が出来ないと言
う、家内が切れてしまった、下剤が入ってるでしょ、下痢をしてるのに下剤も
飲まなきゃいけないんだよ~、それくらいわからないの!何考えてるの!強く
言ってしまった、これが家と病院の全面戦争の始まりだった。1番の被害者は
きょんだ。きょんには罪はないだろ~