空想じじい

人生は七転び八転び。

じじばば共和国 45

徘徊コースで花の係長にばったり会った、いや~~~空想じじいさん、久しぶりですねこの前はいつ会いましたっけ?。え~~~っと忘れた。しばらく見ないうちに、ずいぶん寂しい頭になりましたね~かわいそうに、ブタ草か、イヌのフグリでもいいから生えてほしいでやんすね~。
 
いらんわいそんなもん!

花の係長は、箱根の研究所で2年と40ヶ月かけて、ついにミニ黒毛和牛を作る事に成功した、成牛で50キロだ、大型犬と変らない、つぶらな瞳が非常にかわいい、しかも頭がいい、お手も、お座りも、待ても、出来る、かわいいからペットとして飛ぶように売れるに違いない、ついに大金持ちになれる~~~、さっそく前祝いで「高級料亭」と言う名前の居酒屋に5人で行く事になった。

まりちゃんが言う、最近信じられない事が多くなったわ、私は金がないからいつもポカリスエットのペットボトルに水道水を入れて持っているの、その日も水道からペットボトルに直接水を入れたが全然入らない、おかしい、どうなってるんだ?ついにボケちゃったのかな?と思ったら、キャップがしてあったの。

空想じじいが言う、どんな体になってもどんな境遇になっても、大きな夢を持って前に進もう、大金持ちになろうとか、大統領になろうとか、そんなちっぽけな夢じゃなくて、地球の生物達が幸せに過ごせるようにと言う大きな夢を持って前に進むんだ皆!!!ちなみに俺は欲がないからちっぽけな夢、大金持ちでいい。