空想じじい

人生は七転び八転び。

じじばば共和国 36

2020年東南海地震が発生して日本の原発がすべて壊れた、ついに北半球は放射能に覆われて人間が住めなくなった。金に目がくらんだ連中のせいだ、金じゃ動かない頑固親父達がたくさんいた昭和の時代がなつかしい。じじばば共和国の人達は船で南半球の常夏の国に避難しようとして行き過ぎて南極に到着した。そして二見シーパラダイスの100倍の面積のビニールハウスを建てて、バナナとパイナップルの栽培を始めた。電気は地球にやさしい方法で発電する、もう原発のような危ない物は使わない、南極をうまく生かした方法で「氷発電」まず便器を氷で作る、座ったら冷たくて飛び上がるその時の足で地面を蹴る力を利用して発電する、さらに天井を低くしておくと天井に頭をゴツンと思い切りぶつけると、その衝撃を利用して天井でも発電できる一石二丁ってなわけだ。でも1度座った人はもう2度と座らないんじゃないか?と言う心配が浮上したがその心配は要らないことがわかった、ここに来てる人はみんなボケてる人だ10秒もしたらもう忘れて便座に座る、だから非常に効率がいい。それから世界中の人達がぞくぞくと南極に避難してきた。ある日の夕食時の事だったドカ~~~ンと言う大きな音がした、ついに恐れていたことが起きた。北朝鮮が開発した最新のミサイルが着弾したのだ。「親父ミサイル」と言う、どうもマンがの巨人の星からヒントを得たと言う噂だ、ミサイルの中に親父が30人詰まってる、そして着弾したらその親父達は蜘蛛の子を散らしたように散って行って人の家に土足で勝手に入ってきて星一徹のようにちゃぶ台をひっくり返す、朝昼晩と食事の用意が出来たところに親父がいきなり入ってきてちゃぶ台をひっくり返す。それが延々と何日も続いてみんな栄養失調で死亡する、なんと言う恐ろしい非人道的なミサイルなんだ。でも全員助かったのだ!ここは全部テーブルだったんだ。