空想じじい

人生は七転び八転び。

東鬼畜病院2

鬼畜先生は、元きょんの主治医で、家内の主治医で、家内の母親の主治医でもある、家内の母親は東鬼畜病院に入院中。


それから鬼畜先生は週に2~3回来るようになった。そして半年ほどしたら、きょんが騙された!と言って泣きながら帰ってきて部屋に閉じこもった。


翌日少しきょんが落ち着いたので何があったのか聞いてみた。鬼畜先生に道具みたいに扱われてた、めちゃくちゃ悪口を言われた。


それで食事に行くと言ってて何処に行ってたんだ?。ホテル。えっ!なんだって?。ホテル。


うそだろ~。頼むから冗談だと言ってくれと心の中で思ったがきょんはそんな冗談が言える子じゃないのは俺が一番よく知っている。


地球の端っこから突き落とされたようなそんな感じ、体の力が全部抜け落ちたた。


お父さんお母さんにはこの事は絶対に言わないように、言ったら大変な事になるから、と口止めもされた。


百万の信頼が百万の恨みに変わった瞬間だった。