空想じじい

人生は七転び八転び。

パニック障害2

そのまま数ヶ月が過ぎる、長女の体重が27キロにまでなってしまったもう限界だ、ふらふらしながら歩いてる、僕も食べ物が胃の前で詰まってしまう事がたびたびある、これは変だと思い、仕方なく胃カメラを飲む事にする、直前動悸が始まったので麻酔をしてもらった。結果は2週間後に分かる。2週間後長女がスポーツジムで倒れたと言う電話が入り急いで長女を迎えに行ってジムの駐車場に着いた時に、家内から電話が来た「落ち着いてよく聞いて、検査の結果進行ガンと言う事が分かったよ明日入院するから」愕然とした、人事のようにしか思えない、信じられない。ぼう然としながら長女を、連れて家に帰った、本当はそのまま救急車で入院させたかったが、「絶対にいやだと言う」本人がいやだと言うと救急車は乗せてくれない、長女の事ガンの事でパニック障害の事はすっかり忘れてしまった、それから僕は手術をして退院した、依然長女の具合が良くない、家内も疲れ果ててる、毎日夜中暴れる、ある日止めようとして腹を蹴られた、痛くて10分くらい動けなくなった、家内はまだ帰ってない、刃物を持ち出したが止めることが出来ない、次女に止めるように頼んだ、次女が泣きながら、おねいちゃんやめて!と言いながら一生懸命に止めてる、それを見てて自分が何もできないのがなんだか情けなくなってきた、「長女の2回目の入院を決意する」落ち着くのはいつも朝の2時か3時だ、落ち着くと、ごめんね自分も暴れたくないんだよ~自分を傷つけたくないんだよ~誰も傷つけたくないんだよ~ごめんねごめんね、誰も怪我しなかった?と悲しそうな顔で言う、次の日福祉課の人2人と僕と家内4人で長女を説得し入院させた。少しホットする、寂しさもある、2~3日したら今度は家内が自分のせいでこんな事になって仕舞ったと言い出した、元気がなくなり部屋にとじこもってしまって歩くこともままならなくなったので入院させた。その後すぐ次女が学校に行けなくなってしまった。理由はただ行きたくない、それしか言わない。ガンの事パニック障害の事も考える余裕がなくなって、僕の生き地獄が始まる。がここからは書けない、それから1年半くらいたって長女も退院しどんどん元気になってきた、それに伴って僕も元気になった、気がついた時には、そうだ僕はパニック障害だったんだよな~。