空想じじい

人生は七転び八転び。

あるブスの少女

通称ツンちゃんはお父さんと2人暮らしをしている、お父さんは具合が悪いので家の事はみんなツンちゃんがやっている、ツンちゃんは生まれた時からの障害をもっている両足が不自由だ、松葉杖がないと歩けない、時々車椅子にも乗る、でも車の免許を持っていてポンコツの赤い車も持ってる、ツンちゃんは見かけより20歳若く見える誰が見ても10代の後半ですか?と言う、本当の歳を聞いて皆ビックリする、間違いなく美人ではない、こう言う人はめったにいない。ツンちゃんの良い所は常に前向き、どんな時もニコニコしている、松葉杖にはキティーちゃんのシールを貼りつけて、転ぶ時も前向きに転ぶ、非常に気が短い。そして月に2回お父さんを病院に連れて行かなければ行けない、お父さんは不治の病にかかっていて主治医から余命30年と言われているもう長くない。ツンちゃんはこの前から仕事中にニコニコしながら背中が痛い~!と言ってベッドで横になってることが多い、病院に行ってきたが筋肉痛だからそのうちに治ると言われた、でも痛み止めを飲まないと持たない、痛くて夜寝ることも出来ないと言う、なかなか治らない。筋肉痛じゃないんじゃないのか?スタッフは心配した。もしかして道路で寝てて知らないうちに車で背中を引かれたんじゃないだろうか?まさか!石井さんじゃあるまいし、酒呑んで喧嘩して殴られて背骨を折られたんじゃないかな?それはありうるな~~~。ツンちゃんはほかの病院でもう一度検査してもらうからよくなったらまた来ま~すといってそれからずーと休んでる。そして10日ぶりに車でやってきた、スタッフはツンちゃんの存在をすっかり忘れてた、へ~~~生きていたんだ!嬉しくてスタッフが全員駐車場に出た、ツンちゃんが車を止めて両手でハンドルをたたいて何か叫んでる、窓が開いた、こら~~~後ろでうろうろしてたら車が駐車場に入れられないじゃないか~邪魔だどけ~~~引かれても知らないよ~、あいかわらず気が短い。元気になったんだ!このブログがツンちゃんに見つかったら俺は殺されるだろう。運が良くても半殺しだ~~~怖い!