空想じじい

人生は七転び八転び。

じじばば共和国 27

誰かが電気に放射能を入れた、どうやって入れたか誰もわからない、危険なので日本は電気を使うことを禁止した。そしてどんどんオールガス化が進んだ、天然ガスと人工ガスの2種類が出来た、人工ガスは各家庭の生ゴミとウンチから製造する、そしておならも採集する事になった、細長い風船のような物をズボンの後ろの穴にセットする、コンビニで手軽に買える、正式名は「へーこいたろか風船」だがメーカーによっていろいろ名前が違う、ガスが溜まるとキツネの尻尾のように膨らむ、日本のズボンはすべてそれ用の直径2センチの穴が開いている、おならを溜めるのだ。人工ガスを使うのは主に貧乏人が多い、じじばば共和国の人は全員貧乏なので人工ガスを使っている。今日はみんなで焼き芋パーティーをしている、話題は決まってガスを溜める風船の話になる、男性用は黒とグレイの2種類しかない、女性用はたくさん種類がある、まりちゃんのお気に入りはグンゼの「へ~ばこいちょるばい」このシリーズは3000種類のデザインがある、まりちゃんの風船はキティーちゃんに、ピンクレディーに、白馬童子に、まぼろし探偵のプリントがしてあるのを特に愛用している、あと50種類くらい持っている、やっぱりまりちゃんはおしゃれだ!。いよいよ焼き芋が出来上がって皆で食べ始めたらそこらじゅうでプップ、プップ、プップと音がし始めた、あっと言う間にまりちゃんの風船がキツネの尻尾みたいに膨らんだ、続いてゆうさん、しむらけんさん、K山さん、ノオーイさん、B9さん、kotobukiさん、old boyさん、空想じじいと風船が出来上がっていった。花の係長が、あれ~~~たくさんおならしてるのに~どうしてあっしのはふくらまないでやんすかね?不良品のズボンを買ってしまったんでやんすかね~~~?と立ち上がった。するとズボンの前と後ろを逆に履いていて、ズボンの穴からドジョウがこんにちわ~~~していた。