空想じじい

人生は七転び八転び。

じじばば共和国 30

         その3おしまい。
八合目のそばまで来た、日が暮れ始めた気温がマイナス15度まで下がった、寒くて死にそうだ、その時だった遠くの方に津波の第二波が見えた、まずい皆急いで登るんだ~~~みんな必死で頂上を目指して登り始めた。助けて~~~と下の方から黄色い声が聞えた、どうした?空想じじいが下の方を見ると20人くらいの女の人の集団が取り残されてる、よし!助けに行こう!じじばば共和国の精鋭30人くらいで急いで山を降りて行った、みんな急げ!少し降りたら、黄色いのぼりが見えてきた「世界ブス連合協会」みんな~~~引き帰そう!だが急に止まれない、みんなでんぐりかえりながら下に落ちていった、そしてブス連に止めてもらった。会長さんが喜んだ、こんなに急いで助けに来てくれたのはあなた方が始めてです。ありがとうございます。あ~いえ~困ってる人がいるのに見捨てるわけにはいきません当然の事です。で、どうしたんですか?はい、どうやらみんな放射能にやられてア~~~ッ。。。全員津波の第二波に飲み込まれた。
それから静かに1億年が過ぎ去った。人類にそっくりの生命体がアフリカのどっかで誕生した。お金と戦争の大好きな生命体だ。どっかの兄弟が飛行機を発明した。知らない叔父さんが電気も発明した。顔が長かったおばさん(通称キューリ婦人)が放射線を出す性質を「放射能」と名づけた。そして1954年ソ連のオブニンスクで原発が始まった。2010年、日本では、じじばば共和国が完成した。2012年12月22日、今日はじじばば共和国恒例の富士登山の日だ。朝まだ暗いうちから徘徊コースをたくさんの人が散歩をしている、その横のベンチに座って花の係長とK山さんが夕日新聞を読んでいた、2人とももう字も読めない、ただボケ防止のために字の数を数えてるだけだ。夕日新聞の1面には、「ついに人類絶滅の謎解明」と大きな見出しが付いている、大きな写真も載っている。保存状態のいい人類の化石が日本の富士の裾野から2体発見された、2体とも釣竿を持ってウンチを半分出して、しゃがんだ格好をしている。これによって人類は便秘で絶滅したと結論づけられた。