空想じじい

人生は七転び八転び。

ゆうさん危機一発 11

そこへまりちゃんが通りかかった、あ~ぁ2人ともこんなところで寝ていたら風邪をひいてしまう、ぷ~~~~っまりちゃんはときどき所かまわず、尻の辺りから素敵なガスを出す、ぷ~~~っすぐに毛布を探しに山を下り始めた、ぷっぷっぷっ止まらない。ようやく海岸沿いの県道に出た、ちょうど地元の漁師が軽トラックの荷台に6人ほど乗って通りかかった、まりちゃんは軽トラックにホームセンターまで乗せてもらおうと思いついた、いきなり道路に足を出した、足をひかれた。運転席から漁師が降りてきてタイヤを点検し始めた、よかった!大丈夫だ、あんたは大丈夫かい?痛いです足の指が折れたみたいです。そうかケガなくてよかった。で、どうしたんだ?はい山の中で2人寝てるので、え~っと私はなにをしにいくんだったっけ忘れた!え~~~っこの暑いのに炎天下で寝てるのか?それでどんな顔で寝てた?え~っと青い顔をしてたかな。ななななんだって~それは大変だ!軽トラックは町へすっ飛んで行った、10分ほどで大きな木の箱を2つ積んで戻ってきた、漁師達は大急ぎで箱を担いで山に入っていった、まりちゃんも後に続いた。1時間ほどで「ゆうさんの診療所」に着いた。2人は生きていた、漁師たちは大急ぎで2人を箱に入れて帰ろうとした。まりちゃんが、私も手伝うと言って箱を担いだ、その瞬間ぷ~~~っ尻の辺りから素敵なガスが出た、漁師達は前のめりに倒れた、翌日MHKのニュースでまりちゃんから半径20キロ以内に避難指示が出た。