空想じじい

人生は七転び八転び。

ゆうさん危機一発 8

ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見てアップルパイを発明した。ゆうさんは、近所のクソガキが笑いながらうどんを食べて鼻からうどんを出してるのを見て、胃カメラを鼻から入れる事を発明した。ゆうさんは早く臨床実験がしたくてたまらない、日が暮れかけた頃「ゆうさんの診療所」を、トントンと誰かがドアをノックした。桃太郎だった、すいませんここが龍宮城ですか?違うわ!。そうですか残念!道に迷って2日間歩き続けて足が痛くてもう歩けません、そーかそれは大変だ!そこのベッドに横になって休んでください、はい御親切にありがとうございます。ゆうさんは桃太郎鼻の穴にいきなり胃カメラを突っ込んだ。いてててててて~何するんですか?さっそく胃カメラをやりましょう、言う前にやってるじゃないですか、え~~~っどーしてですか?今がチャンスなんだ、一刻を争う事態なんだぞ~。え~~~っ足が痛くてお腹がすいてるだけなんです、どーしてなんですか?。よく聞け、足は心の胃なんだ、胃の検査をしないと足は治らない。え~~~っ意味がわからない、足はただの筋肉痛ですお腹がすいてるんです。バカヤローだから!物わかりの悪い奴だな~お腹に物が入ってたら胃カメラは出来ないんだわかるな、はい何度かやってますからわかります。ちゃんとわかってるじゃないか~、その時だったテレビのMHKのニュースが奇妙な事を言い出した、ニイタカヤマノボレ。ゆうさんは一気に胃カメラを引っこ抜いた、いててててて何するんですか?。ゆうさんの顔がみるみる青ざめていった。戦争が始まる、俺は核シェルターに入る、お前はそこに置いてある俺の食べ残しのタコ焼きを食べて鬼退治に行け、急げ!ほどなくして福山県に原爆が落ちた。