空想じじい

人生は七転び八転び。

次女

次女は今年4月から3年ぶりに学校に行きだした、朝御飯は食べない、昼は少し食べてるようだ、晩御飯も2日に1回少し食べるだけ。朝から泣いている、学校から泣きながら帰ってくる、朝の3時にはお父さん辛くて寝れないよ~~~と言って俺は起こされる、何が辛いのか言ってくれない。病院にも絶対行かないと言う、どうにも出来ない。3年間引きこもってて急に学校に通うようになったので半端じゃないストレスがあるんだと思う。小学生の頃は気が強くて口が達者で体力もあった、学校の帰りに3人の悪ガキと3対1で戦って次女の圧勝だった、次女の得意技は金玉を蹴りあげる、それも先手必勝でいきなりズバッとくる、次女と話をする時に俺は金玉を蹴られないように必ずななめ45度に身構えて話しをしてた。俺も何十回もやられてる。別に教えたわけではない、おそらく喧嘩の天才なんだろう。それから悪ガキは毎日次女に見つからないようこそこそと学校に通うようになった、おそらく3人とも金玉をおもいきり蹴られたんだと思う。喧嘩を売る相手を間違えたかわいそうな悪ガキの結末だ。次女は勉強も出来た。しかし3年引きこもってたので体力もなくなって、もやしのようになってしまった、おそらく勉強もわけがわからなくなってると思う。今まで何をやっても人に負けたことがないと言うプライドがずたずたになってるんだろう。俺に出来ることは手を握って大丈夫だよと言う事しか出来ない。次女の生命力を信じるしかない、何もできない。なるようになるさ~、俺は強くなったのか薄情になったのかわからない。