翌日ゆうさんは今年初めて作った落花生を見に行った、幸い元気に育ってる、
が実がなってないおかしいな～もう収穫の時期なのに、ゆうさんは非常に気が
短い、頭にきて全部引っこ抜いてしまった、捨てようとしたら、根っこに落花
生が付いてた、ハハハハハそうだったのか、恥ずかしいな～隠そうかな？誰に
も見られてないか、そうか俺しかいないんだ、もうちょっとで落花生にだまさ
れるところだった。その晩のことだった、コンコン誰かがドアをノックする。
おかしな～病気の患者が来れるような場所じゃないし、元気な人でもなかなか
来れる場所じゃないのに。一瞬緊張が走った、フライパンを右手に持ってドア
を開けた、見覚えのある顔だ、お～山ちゃんじゃないか～よく来たな～、つい
でだからフライパンで山ちゃんの頭をぶん殴ってやった、あいたたたたた、み
るみるうちに、たんこぶが出来た。先輩随分探しました、静かでいいところで
すね～、アッお土産もって来ました、先輩の大好きなタマゴボーロ１年分とプ
ッチンプリンとグリコのキャラメル。ところで皆元気か？いや～皆ぼろぼろで
す、もう５０歳近くになっての当直はきついです、医者が点滴をしながら、元
気にスキップをしてる患者を診てるんですから、体を壊して何人も医者を辞め
ました、そーか大変だな。先輩は早く辞めて正解だったと思います。先輩しば
らく見ないうちに筋骨隆々で下半身が随分安定してきましたね～、そうかい？
いや腹の中にハンマーが入ってるんだよ、盲腸の手術をした時に老いぼれの藪
医者に入れられたんだ。え～っ先輩それはまずいですよ、さびて来たら大変で
すよ、じゃあ明日の朝、帰るまえに僕が手術をやり直します、１５分あれば終
わりますよ。そーかありがとう。翌日後輩が手術をした。先輩！もう大丈夫で
す、ハンマーは綺麗に磨いてさび止めも塗って腹に戻しておきました。え～～
～～っ
