クーデターに間に合わなかった、ゆうさんと浦島太郎はがっかりした、太郎が
言う、こうなったら仕事もない事だし、ゆうさんも一緒に竜宮城に行きましょ
う、まずウミガメをひっ捕まえにいこう!と西へ向かって2台の戦車で走りだ
した、軽井沢まで来た暗くなってしまったので2人は今晩は河合楽器の保養所
に止まる事にした、夜の7時頃日清カップヌードルの営業の人が尋ねて来た、
砲弾と食料を4トン車に満載してきました!と言って車ごと置いて帰った。翌
朝2月19日寒い朝だ外を見ると機動隊に取り囲まれている、意味が分からな
い、景気づけに機動隊に向けて機関銃をダダダダダダダッとぶっ放してみた気
持ちがいい。機動隊が石を投げ付けて来た、ゆうさんの顔をかすめた、オ~危
ない事しやがる、顔にでも当たってやくざみたいな顔になったらどーするん
だ、常識のないやつらだな~、滑空砲を3発機動隊に向けてぶっ放してやっ
た、昼になったのでカップヌードルを2つ作る、機動隊も警察もみんなカップ
ヌードルを作り始めた、日本中のテレビ局が生中継をしてる、お湯を入れて3
分待てば出来上がりだ、美味しそうに食べている、テレビはカップヌードルば
っかり映してる。今度はゆうさんのお母さんがスピーカーを使って説得を始め
た(ゆうちゃん!お母さんはね、あなたをこんな子に育てた覚えはありませ
ん、え~っとどんな子に育てたのか~思いだせない~~~・・・・・・・)そ
れを聞いて涙したのは機動隊と警察だけだった。ゆうさんはマイケルのTHI
S IS IT を大音量で聞きながらカップヌードルを食べるのに一生懸命
で聞こえなかった。今度は威嚇射撃を16発してきた、危ないな~当たって怪
我でもしたらどうしてくれるんだ、かえすがえすも非常識な連中だ、警察と機
動隊に向けて滑空砲を10発位ぶっ放してやった。夜になってまたカップヌー
ドルを作ろうとしたら水を止められてた。バカヤローお湯を持って来い!と叫
んだ、すると隊長の佐々さんがやかんにお湯を入れて持ってきた、2個のカッ
プヌードルにお湯を入れた。蓋をしてど~してもこれだけは守ってくれ!と土
下座して頼む、分かったしょうがない聞いてやろう、食べるまで3分間待って
くれ。これが世に言う「浅間山荘事件」の始まりだった。