コンピューター付きのブルドーザーでぶっ飛んで走ってる総理大臣がいた角栄
さんだ、彼は貧乏な家庭で育ってる晩年まで、味噌汁、梅干、じゃこ、おに
ぎり、と言う粗食が好きだった。ブルドーザーで日本を引きずった誰も止めら
れなかった、彼の目標は、年よりも孫も一緒に楽しく暮らせる世の中を作る事
だ。そのためには総理大臣になるのが一番早い、総理職は単なる通過点に過ぎ
なかった。若干新潟県びいきだったのは否めないが、たくさんの仕事をした。
その頃、山鳩ちゃんはコンビューター付きブルドーザーにワックスがけをして
いた。角栄さんが亡くなってから、ワックスがけの仕事もなく、山鳩ちゃんは
野党で何十年もやって来て突然総理大臣のいすをもらってしまった、実は山鳩
ちゃんは大金持ちの息子だ、庶民生活を知らない、インスタントラーメンなん
か見た事もない、コンビニもスーパーも行った事はない、でも表向きは庶民の
味方を演じてきた、それで疲れたのか、あんな無表情な顔になってしまった。
山鳩ちゃんの目標は総理大臣になる事だった、思わず達成してしまった、棚か
らぼたもち、とはこの事だ、もうすることは何もない。これからは自分が日本
を引っ張って行かなければならない立場になったが、もう目標は達成してしま
っているどうしよう?引っ張るのは苦手だ。揚げ足取り、こきおろし、あらさ
がし、足の引っ張り合い、は得意中の得意だ何十年もやってきて自然にでき
る。常に人の揚げ足を取ってないと、体中が震える、微熱が出る、下痢をす
る、頭痛もすっる、フランス料理に醤油をかけてしまう、ついクジラの肉は嫌
いだ!と言ってしまう、本当は嫌いではない、おにぎりをフォークとナイフで
食べてしまう、すし屋に入ってミートソーススパゲッティーを頼んでしまう、
礼儀作法神経が徐々に麻痺してくる、これは典型的な「揚げ足取り依存症」の
症状だ、国会議員に多い病気だ、治すのは非常に難しい。母親はひどく心配し
た9億円をあげてみた、でも無駄だった、金では治りそうもない、そうだ!沢
小の足を引っ張ったらどうだ?だめだ、先に引っ張られた。垣谷の足はどうだ
ろうか?ちょっと細すぎる、だめだ、どうしても立派な足が必要だ、母親は悩
んだ、早く揚げ足を取らせないと大変な事になる子供思いの母親は。翌日、朝
青竜の足を持ってきた。