もう止まらなくなったゆうさんは、一路東京を目指した、途中セブンイレブン
で、砲弾２００発と暖かい缶コーヒー買った、缶コーヒーを持ってトイレに入
った、コーヒーを飲みながらウンチをする癖がある。次の日には仙台まで来
た、タン塩がむしょうに食いたくなった、タン塩専門店に入ったお腹いっぱい
食べた、大して旨くない、店によって違う仙台のタン塩屋は全部旨いわけでは
ない、２～３時間走ったらもうお腹がすいて来た、今度は富山の鱒寿司が食い
たくなった、少し遠回りになるが富山に向かった。一方わけのわからない浜に
着いた浦島太郎は早速、玉手箱を開けた、白い煙の中から７４式戦車が姿を現
した、太郎は戦車おたくで、戦車のフィギアを２０００個くらい持ってる、飛
びあがって喜んだ、さっそく戦車に乗り込んでラジオを付けた、ゆうさんのニ
ュースをやっている、よし！参加しよう、東京を目指した、が太郎には一つ不
安がある、東京がどっちの方角か分からない、適当に走り始めた、すると目の
前に首都高速が見えた、やった！東京だ！辺り構わず機関銃をぶっ放し始め
た、サイコーの気分だ、とそこへ９０式戦車が来た太郎は滑空砲を９０式戦車
に向けた、ゆうさんはあわててハッチから顔を出した、俺はゆうだ！大声で叫
んだ、太郎もハッチを開けて出てきた、お～あんたがゆうさんか？手伝いに来
たぞ～、腹が減っているなんか食うものは持ってないか？と突然、こんにちわ
んこ、と言います、イカ墨入り沖縄そばを持ってきました、まっくろだけど美
味しいですよ、最後にそーす味で調えてください。健闘を祈ります！と言って
行ってしまった、こんどはkashiファミリーがモロゾフのチーズケーキを持っ
て来てくれた、おいしいですよ～と言って置いて行ってしまった、いもこさん
が、アンパンマン弁当をわざわざ２つ作って持ってきてくれた、頑張ってくだ
さいと言って行ってしまった。ゆうさんはアンパンマン弁当が大好きだ、小さ
い頃貧乏で日の丸弁当しか食べた事がない、２人はそれを食べながら、どーで
すか太郎ちゃん調子は？とゆうさんが尋ねる、いや～造船所で派遣社員として
働いてたんですけど、まだ住宅ローンが残ってるのに派遣切りに合いいまし
て、どうしていいやら途方にくれてます、そうですか～じゃストレス解消をす
るために思いっきり暴れますか、滑空砲をぶっ放しながら一緒に総理官邸に向
かいましょう、よっしゃ！、だが２人とも総理官邸が何処にあるか分からな
い、迷子になった、町外れの田園地帯に来てしまった、突然ゆうさんの９０式
戦車が見えなくなった、続いて７４式戦車も見えなくなった。２台とも肥溜め
にはまってしまったのだ。
