花の係長はカツオ舟に乗っている漁師だ、南太平洋で嵐にあって船は沈没し
た、気がついたら波うちぎわに寝ていた、どうやら助かったらしい、神に感謝
した、都合のいい時だけ神様を信じる性格だ、どうもここは無人島らしい、少
し風がある南から北に吹いてる、ウンチがしたくなったので、波うちぎわで、
北の方を向いてした、大きなウンチが出た、臭い!方角を間違えた!あんまり
臭いので息を止めてたら気が遠くなって、そのまま頭から前に倒れた、砂に頭
がめり込んだ、しばらくして気がつくと自分の周りに裸の人が20人くらい居
た、長老らしき人が、どうしたんだ?と尋ねてきた、ウンチが臭すぎて気絶し
たんでやんす、そうか船が沈没したんじゃないのか?まあいい、この島には、
カレンダーも時計も仕事もない、あるのはゆ~ったり流れてる時間と綺麗な自
然だけだ、みんな本能のおもむくまま生きてる、地図に載ってないから、もう
だれも探しに来ないだろう、私達と一緒に生活すればいい、と言ってくれた、
地獄に仏とはこの事でやんす、でも1つ不安がある病気や怪我をしたときはど
うすればいいのか、そのまま死ぬんだろうか?聞いて見る、大丈夫あの山を越
えれば総合病院がある、隣はセブンイレブンだ、魚とか椰子の実を持ってけば
ただで診てもらえる、安心した、だがその山を見てビックリする、垂直に切り
立った断崖絶壁ではないか、病人に登れるのか?まあ細かい事はいいでやん
す、皆こうして生きてるんだから、そんな心配はしないで、もうここに住み着
いて人生を楽しもうと決意する。毎日が楽しい、パラダイスだ、寝たい時に寝
る、お腹が空いたら食べる、魚釣りも出来る、一年中暖かい、係長の理想の生
活が始まった、でももう一つ気になる事がある、この島に住む人は全員裸、だ
と言う事は、病院の看護婦さんも裸なんだろうか?そんな事を考えてたら、長
老がやって来た、太陽が5回沈んだら、この椰子の木の下でバーベキューパー
ティーをするからお前も何か持って来い、係長は山に入って野豚を捕まえてき
た、これを丸焼きにする、体型が似てるのでなんだか自分の弟のように思えて
かわいそうな気もしてきたが、生きるためしかたないでやんす、5回太陽が沈
んだ、係長は椰子の木の下で豚の丸焼きを作り始めた、しかし誰も来ないの
で、長老を呼びに行った、アッそうだった忘れてた!島の人はみんな2つ以上
は数えられない、ごめん!と言って長老が皆を集めてきた、バーベキューパー
ティーが始まった、係長は思い切って聞いてみた、その~病院の看護婦もみん
な裸なんでやんすか?そうだ!、お~顔が溶けてきた、ウ~ン何とか軽い怪我
でもして1週間くらい入院をしたいな~と思った瞬間、ボコーンと言う大きな
音がした、なんと椰子の実が係長の頭を直撃した、そのまま病院に運ばれた、
何とか一命は取り留めた、係長が目を覚ました、笛ちゃんと言う看護婦がおっ
ぱいをブルンブルンゆすりながら来た、係長はよだれをたらして喜んだ笛チャ
ンが言う、係長さん大変申し上げにくいのですが、頭の打ち所が悪かったの
で、「下半身一か所不随」になりました、え~~~そうでやんしたか~~
~~。