空想じじい

人生は七転び八転び。

我は海の子 18

隣村のじいさんが死んで、その通夜の夜に死んだじいさんが、むくっと起き上がってきて、あれ~?みんなどうしたんだ!。

ひぇ~~~と言ってみんなが腰を抜かした、と言う事が2回ほどあった。この地域には病院がないので年寄りが熟睡してると、周りの人達がてきとうに、このじいさんもう死んでいると、かってに決め付けて葬式をしてしまう。

コウのじいちゃんも時々昼寝をしてる時に死んでるのかな?と思う時がある。じいちゃん!、じいちゃん!と呼んでもゆすっても起きない。う~~~んと言って起きてきて、ハハハハ~死んだと思ったかハハハハ~と笑う。

コウはほっとする。隣村のじいさんが死んだのに生き返ってきたのは本当なんかな?。生き返る事はないやろ、たぶん死んでなかったんやろな~、疲れ果てて死ぬほど眠かったんじゃろ。それにしても通夜に来た人たちのあわてぶりが目に浮かぶハハハハ~楽しいの~~~