空想じじい

人生は七転び八転び。

アメリカ6移動

必要でなくて大切な物を、日本に送った、荷物を車にぎっちり詰めて、朝からロスへ向けて出発する、ロスのアパートは家内が事前に探して契約してきてある、その日は霧で50メートルくらいしか前が見えない、ゆっくり走ってく、途中何度もガソリンスタンドによって休憩を取る、ビーフジャーキーがビンの入れ物に入って売っている、これが美味しい、昔の駄菓子屋さんのような感じだ、場所によってみんな味が違う。途中ピザ屋さんに入るピザの中を2つ頼んだ、どでかい!テーブルからはみ出しそうだ、とても食べきれなかった、再び走りだす見渡す限りまっ茶色の同じような景色がひたすら続く、ロスに近づくと道幅が広くなり交通量も増えてきた、市内に入ったアパートの場所が分からない、家内と喧嘩をしながら探しているうちに暗くなってしまった。このアパートはUCLAの正面玄関のそばで、2LDK、家内は歩いて通える。翌日から子供の学校の手続きをする、長女の手続きは簡単に終わった、アパートの隣が保育園なので、次女はここでいい、ラッキーと思って手続きに行くと、1年待ちだ!と言われたが取り合えず手続きをした、どうしよう?翌日家内が情報を仕入れてきた、「とにかく入れたい熱意を見せる事、だから毎日保育園に顔を出せば早くなる」とアメリカ人が言ってたよ。翌日から毎日顔を出した、スタッフとも顔なじみになってきた、すると5日位したら、空きました明日からきてくださいと言われる、ヤッター翌日書類を作り、教室を見に行った、全員真っ白な顔をしている、(後でわかったが、このあたりで一番人気の保育園だった)ちょっと雰囲気が違う。翌日から送り迎えに行くと、高級車がずらりと並んでる、しかもどうやら運転手はお手伝いさんらしい、あ~凄い保育園にいれてしまったな~、そのうちクラスの子のお誕生会に招待されたので、尋ねていくと、超高級住宅地だ庭には遊園地がある、プールも、テニスコートもある、シェフまで来てる、10ドルくらいのプレゼントを渡した、帰りにお土産をもらう、なんと100ドルくらいしそうなお土産をもらって帰る。また次の誕生会に招待される、今度は色々なゲームが出来る店を1軒丸ごと貸しきってる、すごい数の人が来てて、コインをいっぱいいれたバケツを持ってきて、好きなだけ取って遊びなよ~、と言って置いてった。不安がよぎる、次女の誕生日がもう数ヶ月後に迫ってる、どうしよう!家はアパートだし貧乏だし、家内とふたりでひたすらビビル。