空想じじい

人生は七転び八転び。

次女が車にはね飛ばされた 3

翌日の昼に家内から電話があった、お父さん花丸はただの打撲だったよ。そうだろう、もう最初からそう思ってたよ、よかった安心した、あいつは態度はでかいけど気が小さいからな~ハハハハ~。

でも一番安心したのは家内の口調が落ち着いてた事だった。

事故後、日新火災さんから花丸に電話とか書類を書けとか写真を撮れとか頻繁になった、そのたびに俺にどうしたらいいの?と電話してくる花丸は未成年なのでお父さんが手続きをすると言う約束になってるのに、俺のところには電話が来ない、どうしてだ?

花丸もめったに経験できない貴重な経験が出来て良かった、安全なんてないんだ、横断歩道を歩いてるから安全と言う事はないんだと言う事を体で覚えた、俺も家内も車にはねられた経験がない、花丸に負けて悔しいからと言って車に飛び込むような事は決してしない、なぜなら俺は負けず好きだからだ。