空想じじい

人生は七転び八転び。

入院10日目

やっと寝返りが出来たがまだ痛い、アームレスリングか綱引きをやってるような看護士が3人来て、今日はどうしても立ち上がって歩いてもらいます!。恐怖だ!!!、でもきょうは頑張れば出来そうな気がする。ベッドを起こされるア~~~ッちょちょっと待ってゆっくりやって~痛い。え~~~っ座れば楽になるから立ち上がって足ふみするだけだよ簡単だから、そうすれば足のシュパシュパうるさいのも外せるしオシッコの管も抜けるんだ、わかったやるからそんなに急がさないでくれ、まだ地球が回ってるのがはっきりとわかる状態だ。そ~~~っと動きだすがたまらなく痛い。出来たじゃないの。それから俺はベッドにゆっくり横になる。突然看護士2人俺を両サイドから持ち上げてセーノヨッコラショとおれをベッドの頭の方に放り投げた。アイタタタタタなにすんねん!大丈夫だよアハハハハ。荒っぽい、毎日彼女達が来ると何かしでかす。ベッドの角に巨体はぶつけるは、ベッドの上に色んなもんを置くテレビのリモコン、タオル、点滴の道具、心電図、血圧計、帰りがけにはガチャガチャと何かをひっくり返す、点滴の管がぐちゃぐちゃになってしまってまちがったやつを付けてくし、だいたい血管注射に点滴が出来る人が2人くらいしかいない、じゃあ点滴をしま~す、あれ~~~ちょっと待ってくださいと言って消えてしまう、30分ほど待つと他の看護士がやって来て点滴をする、ナースコールで氷のうを頼んでもはい!行きますと言ったきり来ない。ここの看護士さん達は昨日まで漁師でもやってたんだろうか?いや~違うな、養豚場でブタに餌をやってたんだろう。