空想じじい

人生は七転び八転び。

糞コロガシ

タイでは糞コロガシのから揚げが高級品らしい、大金持ちしか食べれない。花の係長は運よく「振り込むぞ詐欺」にあって大金が係長の口座に振り込まれてきた、うかつだったでやんす~~~、でもこうなったら使うしかない。念願だった糞コロガシを1度食べてみようと思って市場に買いに行って生きてる糞コロガシを3キロ買って来た、だが料理の仕方を知らないのでとりあえず籠に入れて飼っておく事にした、誰かに作り方を聞こうと思ったが、周りの人は皆貧乏人なので食った事がない、しょうがない。たぶんから揚げにすれば食べれるだろうと思って作る事にした、だが間違って糞コロガシの糞の方をから揚げにして食べてしまったのだ。これが納豆のから揚げのような香ばしい臭いに、なんとも言えない歯ごたえがあって非常に美味しい。癖になって毎日食べた、そして数ヶ月食べ続けたら頭に毛がふさふさに生えてきた、目もよく見えるようになった。この事を聞きつけたのはハーバード大学のガンの研究室だ、いよいよ糞の本格的な研究が始まった。それから3年が過ぎた。ついに研究の中間報告が出た。「この糞コロガシの糞には、がん細胞を抑制する作用が認められた、しかも細胞を若返らせる。ただ1日10個を超えて摂取した場合は正反対の作用がある、さらに研究を進める」大変なことになったな~間違えて糞の方をから揚げで食べた事がまさかこんなことになるなんて想像もしてなかったでやんす~~~。係長はタイで糞コロガシの養殖とレストランを経営を細々と始めた、糞コロガシの餌は係長1人で十分まかなえる。世界中から係長のレストランに金の猛者が殺到した、1度に100個注文するバカな人もいたが係長は危ないからと言って断った。食べ過ぎると危険なので、ついに世界保健機関が世界基準を作った、糞コロガシの糞1個を1フンコロベクレルとして、世界の基準は1日に10フンコロベクレルまでと決められた。だが恐れていたことが起きた。東洋のある国が2000フンコロベクレルまで大丈夫と言う根拠のない暫定基準を作った。