空想じじい

人生は七転び八転び。

東電対コトブキじじい

コトブキさんは軽トラで「こだわらない焼き芋屋」を始めたこの焼き芋が、高かろう、臭かろう、まずかろう、でさっぱり売れない。焼き芋がかすかにウンチの臭いがする、原料の芋はタイで芋農場を経営している花の係長の「きじうちファーム」から輸入している。困った、なんか言い方法はないかとトイレでクソをしながら考えた。それは大きな一本クソが出た瞬間だった突然いい考えが思いついた、そうだ!放射能を吸収する焼き芋として売ればいい。
 
運良く日本中の食べ物は東電のおかげで放射能汚染されている。この焼き芋はウンチ臭いが体に取り込んだ放射能を全部吸収してウンチといっしょに体外に出してくれる、いわば薬のような奇跡の焼き芋です。と宣伝すればいい、そうすれば市価の10倍、1個4000円でも飛ぶように売れるぞ~~~。
 
コトブキさんは軽トラに着けたスピーカーで「奇跡の焼き芋とうじょう一口食べればあ~ら不思議~アッと言うまに放射能が消えてしまう~」と1ヶ月宣伝し続けた。それからは飛ぶように売れだした、そのうち日本中の噂になって毎日10キロに及ぶ行列が出来るようになった。
 
テレビ局も毎日取材に来る。コトブキさんは以前から東電のやり方に腹を立てていたので「隠ぺいうそつき東電の社員には売りません」と言うのぼりを立てた。この映像が全国放送のテレビのニュースで流れた。これに激怒した東電の社長が翌日もんくを言ってきた、なんだこののぼりは、この詐欺師のクソジジイめ!。
 
なんでっか?放射能が安全だと言うあんたらが詐欺師でんがな~~~わてはうそは言ってまへん、なんなら核燃料棒を食ってもすぐにこの焼き芋を食べればまったく影響がない事をわてがやって証明しまひょか?。
 
ハハハハ~そんなことは絶対にありえないこの詐欺師のクソジジイめが、そうかそこまで言うならやって見せてもらおうじゃないか。
 
じゃあ明日わてがテレビカメラの前で必ず核燃料棒を食って証明して見せます。そのかわりあんたが核燃料棒をここへ素手で持ってきてください。