空想じじい

人生は七転び八転び。

一人旅がしたい

朝早く目が覚めてしまった、すごく静かだ皆まだ寝ている、外に出てみる気持ちが良い、さすが森の中の家だ、タバコを吸う本当はすってはいけない、でも気持ちが落ち着く、独身の頃はよく一人たびをした、どこ行きか分からず来た電車に乗って、ここいいなあと思った所で降りる。
又何もかも忘れて一人旅がしたい、でもすべて忘れてしまうと困ったことになる、ホテルのチェックインだ、まず名前が書けない、住所も、忘れましたと言ったら警察に電話されてしまう、この日本人顔でボビーオロゴンと書くのもおかしい、姓は、秋の、名は、もみじがり、それではロビーに貼ってあるポスターを見て書いただけだ、最低限の事は覚えておきたい、温泉に入って酒も飲みたい、ビールに、焼き鳥、枝豆、その土地でしか食べれないもの、亀の手、ごんずのみりん干し、かちかち、とか今は叶わないけど必ずそういう日が来ると信じて、今日一日頑張ろう、もう少し頑張れ、自分に言い聞かす。