空想じじい

人生は七転び八転び。

車を買いに行く

朝になる、なんだか良くねむれなかった、時差ぼけだからしょうがない、そのうち慣れるだろう、デイブが町内観光に行こうと言う、デイブ、仕事はしなくていいのか?ああ週に2回会社に顔をで出すだけでいい、家で仕事をしてるから、仕事部屋を見せてもらう、大きなコンピュータが5台置いてある、彼はマイクロソフトのエンジニアだ、まあそれなら、いいか、行く事にした、閑静な町並みだ、昼になる、マックへ行く、窓からフリーウエイの出口が見える、汚いおじさんが一人たってる、ビッグマックと、コークの中、を頼む、コークの中が、ばかでかい、大をたのんだらどんなんだろう?肥ったおじさんが大を頼んでた、わ!ちょうどバケツだよ、牛か?窓ぎわに座る、フリーウエイをでた車が、汚いおじさんの50メートルくらい先で止まって窓を開けた、瞬間汚いおじさんが、走り出した、わずか4秒たらずだ、何か袋をもらった、速いぞ、オリンピックに出れる、100メートルだったら8秒くらいだ、デイブなんだあのおじさんは?ホームレスだ、元気なホームレスだな、アメリカのホームレスは体力あるな~、日がくれると、やつのかみさんが車で迎えに来る、普通の家に住んでる、職業、ホームレスか?そういうことだ、でもそういう家を持ってるホームレスはすくないよ、やつくらいだ。そろそろ車を探しに行くか、ああ、中古車屋に着く、5000ドルで買いたい、じゃあ6000ドルくらいの車を探そう、いいのがあったぞ、営業マンを呼ぼう、ヘイこの車が気にいったから、試乗させてくれ、OK、デイブに、チェックしてもらう。試乗して来た、よさそうだな、これいくらにしてくれる?、5500ドル、もう少し安くならないかい、5000ドルに、むりだな。クソジジイ、デイブが呼ぶ、日本語でしゃべる、「一度帰るふりをしよう、追いかけてくるから、やつはどうしても売りたがってるみたいだから」何でわかる?顔を見れば分かる、俺は何年もアメリカに住んでる、わかった。じゃあ他の店を見てくる、と言って帰りだした、デイブの車に乗ってエンジンをかける、すると、さっきの営業マンが、ヘイ、と大きな声で手招きして呼ぶ、走ってきた、なっ、クソジジイこんなもんだよ。家のボスと話した、ボスが5000でいいと言ってる、事務所で書類を作るから来い、書類を書き始めた、何枚も書く何回もサインする、もう1時間以も書いてる、営業マンが話し始める、私の妻が日本食レストランに勤めてる、名刺を探し始めた、そんなこといいから早く終わらせてくれと思う、名刺をもらった、2時間近くかかってやっと終わる、翌日、車のウインカーが点かない事がわかった、昨日の中古車店に行く、修理屋に持ってけ!、と言われた、デイブに話す、ハハハハハ、契約が終わったら、クソジジイはもう他人さ。ハッハッハッハ。