空想じじい

人生は七転び八転び。

テポチン3号 Ⅱ

偶然テポチン3号を魚屋のおばちゃんが購入した。丸尾は明日のホームパーテ

ィーに大間のマグロをどーしても出したい、マグロの大トロの大好きな重要人

物が5人入ってる、大トロを10キロ買いたいな~あちこち探したが見つから

ない、もう10月なのでシーズンなんだけど築地にもない。その情報をテポチ

ン3号がすかさずキャッチした、おばちゃんはすぐに近大マグロの大トロを1

0キロ仕入れた、そして丸尾さんの携帯に電話をする。ちょうどその頃丸尾さ

んは牛乃屋の牛丼の大盛りを食べてつまよう枝を加えながら店を出てきた、は

いもしもし丸尾です、丸尾さん!たった今大間のマグロの大トロが10キロ入

荷しました、え~~それ売ってもらえますか?すぐ行きますから、どうやって

行けばいいですか?はいじゃお父さんに誕生日にだだをこねて買ってもらった

左ハンドルの黒いポルシェに乗って、2つめの信号を左折50メートルくらい

で左にセブンイレブンがあります、その隣の魚屋です、家には駐車場がないの

で、車はセブンイレブンの駐車場にぶっこんで置いてください今駐車場はガラ

ガラです、セブンイレブンの店員が文句を言ってきたらとび蹴りしてやってか

まわないです、責任は自分でとってください。丸尾はどうしてそこまで俺の事

を知ってるのか気持ち悪かったが、大間のマグロがほしかったので店に行っ

た、竹を割ったような性格の威勢のいいおばちゃんがいた、へ~らっしゃい丸

尾さん、待ってたよ!、こいつぁー脂が乗ってて最高だよ、これが大間のマグ

ロですか?そーだ!これは間違いなく大間のマグロの大トロです、うそは言っ

てません。300万円に負けといたるわ、丸尾は金を払ってマグロと名刺をも

らった、帰ろうとして車のエンジンをかけてさっきもらった、作りたての名刺

を見てみると、「大間鮮魚店」と書いてあった。