空想じじい

人生は七転び八転び。

金尾 貢くん 前編

金尾 貢、43歳、独身、裕福な家庭に育った1人息子だ、結婚願望が強いが

結婚できない、変態で強烈な面食いだ、そうじゃなければ金があってこまめな

ので結婚相手はいくらでもいる筈だ、噂によるとどうも真ん中の足が不自由ら

しい、しかもいつも右に皮靴、左に運動靴を履いて、靴下は片方しか履かな

い、Tシャツは裏がえして着ている。幼馴染におリンちゃんがいる、過去にイ

ターハイ砲丸投げで優勝してる力持ちだ、性格は非常に良いが、めちゃく

ちゃぶっさいくでど貧乏だ、2人は小さいときから仲はいい。おリンちゃんは

小さい時に父親を亡くしてる、母親と2人で細々と農業を営んでる年収は80

万円くらいしかない。それでも一生懸命に朝早くから夜遅くまで毎日働いてい

る、真っ黒に日焼けをして、手も農作業のしすぎで真っ黒でグローブのような

大きな手をしてる、いつも笑顔は絶やさないが笑った顔もめちゃめちゃぶっさ

いくだ、前歯が2本虫歯になっているが金がなくて治せない。一方、貢ちゃん

は色白でもやしのように細い、顔はおもいっきりぶっさいくだ、だが父親のお

かげでブラックカードを何枚も持っている、父親は大手商社の社長をしてい

る。貢は酒が好きで高級クラブに毎日のみに行く、飲みに行くとすぐに女が寄

ってくる、貢ちゃん8カラットのダイヤの指輪がないとじゃんけんしにくい

の、そーかそれは大変だ、じゃあすぐに買ってあげよう、宝石屋へ行って買っ

てあげた、ありがと~と言って走ってどこかへ行ってしまった。貢ちゃん足が

痛いどうも水虫が出来てるてるみたい、そーかそれは大変だ靴を買ってあげよ

う、すぐに靴屋へ行った、いい靴が見つかった、これなら走れるわ~、貢ちゃ

ん会計をお願いね~と言って走ってどこかへ行ってしまった。仕方なくとぼと

と歩いていくと、貢ちゃん!寒いコートがないと風邪を引いてしまうどーす

る?と聞かれた、それは大変だ買ってあげよう、買いに行った、ミンクのコー

トしかサイズが合わない~と言って、ミンクのコートを着て、貢ちゃん会計た

のむね~と言ってどこかへ走って行ってしまった。またとぼとぼと歩いている

と携帯がなった、もしもし、貢ちゃん最終の新幹線に乗り遅れた迎に来て~、

今何処?新大阪え~僕は東京だよ、これないならいいわよ、他の人に頼むわ、

分かったすぐ行く、ポルシェですっ飛んで行って帰ってきた、朝になってい

た、彼女も貢ちゃんありがと~と言って走って帰って行った。もしかして俺は

世界1もてる男かな~と思って貢は嬉しくなった。