空想じじい

人生は七転び八転び。

きょんちゃん 15

きょんはボランティアをもう一つ始めた。これは週に一日だけだけどあんまり

やり過ぎないでほしいと源之新が言うがきょんは聞かない、まだテンションが

高い、そのボランティア先のそばにセブンイレブンがある。お迎えの時間にな

る、きょんが電話をしてくる。お父さん終わったよ迎えに来て!今セブンイレ

ブンにいるから。分かった源之新はボランティア先の近くのセブンイレブン

迎に行ったがきょんが居ない、もう20年も待てない、すぐ電話をしてみる、

お父さんいつ来るの?ずーと待ってるよ~、どこにいるの?いつも来るセブン

イレブンだよ、この辺にセブンイレブンは3つある、どれもいつも来る、どこ

だよ?郵便局のそばか?分からない、大きな木のあるそばか?分からない、国

道沿いか?分からない。あ~しょうがない、探そう、分かったそこで待ってて

行くから、結局ボランティア先から一番遠くのセブンイレブンに居た、2キロ

も離れてる。なぞだ!理解できないどうしてこんな遠くに来たの?聞いても答

えない、まあいいなんかあったんだろう、翌日の午後に源之新の携帯にボラン

ティア先から電話があった、お宅の娘さん仕事中に良く休むんです、困りま

す、もう来ないようにしてください。え~そうですか分かりました。あ~っき

ょんにどうやって説明しようか頭が痛い。やっぱり本当のことを言うしかない

な~源之新は落ち込んだ。きょんに言った、ビックリした事にきょんは落ち込

まなかった、よかった助かった~。お父さん、その代わりアルバイトがしてみ

たい。え~っアルバイト!きょんには無理だろうど~しよう、あ~っ頭が痛い

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