空想じじい

人生は七転び八転び。

アメリカ 26 警察

いつごろだったか忘れたけど、夜一人で車を運転していたときの事、見た事の

ない町に来てしまった、地図を見ても自分がどこにいるのかすらわからない、

道路は対面交通の細い道だ、そのうち辺りが真っ暗になってしまった、しまっ

た完全に迷子になった、車のガソリンも残り少なくなってきた、こんなところ

でガス欠したら大変だと思ってたら遠くに明かりが見えてきた、多分20~3

0キロくらいだあそこまでなら何とか行けそうだ、明かりに近づいてくると、

太い道路が走ってる、主要な道路を見つけた、ひと安心した。ガソリンスタン

ドに入ったら運良くパトカーがガソリンを入れようとしていたので、警察に聞

くのが一番だと思って、道を教えてくれと言うと、よし分かった!2人乗って

いる運転席に座っていた警察が火の付いたままのタバコを外に投げた、危ない

な~こいつと心の中で思った。しかしここで警察に注意をしたらピストルで撃

たれる、周りで見ていた人も何人か居たが見て見ないふりをしている、俺も見

てないふりをした。めんどくさそうに、簡単だ!この太い道がお前が探してる

道だ南へ行け、どっちが南か分からない、右ですか?そうだ!ありがとう。自

分もガソリンを入れた出発しようと、パトカーの方を見ると、まだタバコの火

が消えていない、誰も消そうとしない。この次もしこの警察にあったら、たぶ

ん何人かでガソリンスタンドでバーベキューパーティーをしてるんだろう、間

違って注意をした人は不幸にも公務執行妨害でピストルでうち殺されるだろう

と思いながら先を急いだ。