空想じじい

人生は七転び八転び。

きょんちゃん 13

きょんのパニックは大分収まってきた、晩御飯を食べた後に2時間くらいパニ

ックになるが、寝る頃には収まってる、ありがたい、源之新は夜に起こされる

事がなくなってきた、ちょっと元気が戻ってきた、きょんは清里ポニー牧場へ

一人で2泊3日で行きたいと言い出した、源之新は悩んだ、うまく行って帰っ

てくれば大きな自信になるが失敗すれば又悪くなる、だがどうしても挑戦した

いと言うので行かせることにした、電車の乗り換えが3回ある、時刻表と乗り

換えを紙に書いて渡した、当日の朝駅まで送っていった。もうそろそろ着く頃

だと思った時に電話が入った、お父さん八王子で乗り換えたんだけど東京につ

いてしまった、きょん間違えだ逆方向にのってしまった、八王子に戻りなさ

い、駅員さんに紙を見せて聞いて乗るんだよ、わかった戻る、3時間くらいた

って電話が入った、お父さん八王子から駅員さんに聞いて電車に乗ったんだけ

ど又東京に来てしまったよ~、着けないよ~、大丈夫落ち着け!もう一度八王

子に戻って、はい、それから1時間ほどしてきょんから電話が入った、お父さ

ん分からないよ~今日中に着けないよ~苦しい過呼吸になった!。大丈夫だ落

ち着け駅員さんを探して紙を見せるんだ、しばらくしたら駅員さんが電話に出

た、過呼吸になってるのでしばらく休ませたら駅員が清里まで送り届けます、

ありがとうございます、なんと親切な駅員さんなんだろう、結局夕方の7時前

にホテルに着いた、次の日にきょんに電話を入れたが元気がなかった、あ~失

敗した~。2泊して無事に帰ってきたが清里のことは一言もしゃべってない、

今も清里のことは言わない、でもパニックは収まった、どうしてだろう不思議

だ。