昔々あるところに、山鳩のお母さんとユキちゃんが住んでいました、ユキちゃ
んは月に１３億しか小遣いがもらえない貧しい生活をしてました。ある日ユキ
ちゃんは川へ洗濯に行きました、すると川上から大きな総理大臣のいすがどん
ぶらこどんぶらこと流れてきました、こんな大きな総理大臣のいすは見た事が
ない、さっそく家へ持って帰った、お母さんはビックリした昔おじいちゃんも
拾った事がある、喜んだおかあさんはユキちゃんに特別小遣いをもう１３億あ
げた、ユキちゃんも喜んだ、え～と１３たす１３は１３１３億だ！やった～
～。そこへ沢小がやってきた近くの丘で枯れ木に花を咲かせた者に一万円札を
殿様が２トンばかりくれるそうだ、一緒にやらないか？と話を持ちかけた、ア
ホのユキちゃんは一緒にやることにした。俺達は発光ダイオードを使ってクリ
スマスツリーのようにしよう、絶対殿様は喜んで俺達が優勝だ。だが今年も花
咲じじいが出場する強敵だ。丘の上に枯れ木が２本生えている、すでに花咲じ
じいが脚立に乗って作業をしている、２人は急いでホームセンターで買ってき
た一万個の電球を飾り付けた。殿様が来るのは３日後の夕方だ。何とか間に合
った。当日いよいよ夕方薄暗くなってきた、急に曇りだした雨がポツポツ降り
始めた、殿様が到着した。まず花咲じじいの木を見た、少しづつ花が開いてい
くなかなか風情がある、殿様は見入った、１０分ほどで満開になった、う～ん
これはお見事！おい花咲じじい、どうやったんだ？はい形状記憶合金を使いま
した、水に濡れると花が開くようになってます、今日の天気もスポット天気予
報で確認してます。すばらしい。花咲じじいは一万円札を２トンもらった。じ
ゃあ今度は沢小ユキちゃんチームのを見せてくれ、はい！ただいま、沢小が言
う、おい！秘書早く点灯しろ！はい、沢小さん大変だコンセントがない、しま
った！まだ電気が発明されてなかったんだ。何だって！どうしよう。御殿様申
し訳御座居ません、秘書の奴が失敗しました、バカヤロー人のせいにするとは
何と言う奴だ！殿様は激怒した、即座にフライパンで頭を１００たたきの刑に
処された！幸いにも沢小は、頭蓋骨陥没、脳挫傷、意識不明の軽症で済んだ。
