ドンブラコ ドンブラコ

昔々ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいました、お爺さんは山へ、柴刈に行きました、お婆さんは川へ洗濯に行きました、すると川上から大きな桃がドンブラコ、ドンブラコと流れて来ました、お婆さんは持っていた、日本刀でいきなり桃を真っ二つ、お婆さんは居合い抜きの名人で、気の短い人だった、中から元気な男の子、即座に桃太郎と名前を付けた、早速、家へ連れて帰って、お爺さんに、指示をする、ミルク、オムツ・・・・・を買って来い、お爺さんは温厚な人だ、はい、と返事をして、ヤオハンへ買い物に出かけた、やがて桃太郎はすくすくと大きくなった、突然お婆さんに鬼退治に言って来いと言われ、キビ団子を持たされて、突き飛ばされた、しぶしぶ行く事にした、鬼が島に着くと、鬼達がバーベキューパーティーをやっていた、楽しそうなので、鬼に頼んで仲間に入れてもらう事にした、豪華だ、伊勢海老、あわび、うに、タラバガニ、鬼達と仲良しになった、桃太郎が鬼のボスに世界一有名な鬼に成りたくはないかい？と聞く、成りたい、じゃあ、絶滅の危機にある白熊を救いに北極へ行こう、救えば有名に成れる、全員で行く事にした、船に乗って出かける、すぐに着いた、白熊を一匹捕まえる、どうすればいいんだ？３日悩んだ、お腹が空いたのでとりあえずこの白熊は、焼いて食べる事にした、薪がない、適当に船を壊して薪を作った、どうやって助けていいやら良く分からないので、専門家に聞くため、いったん鬼が島に帰る事にした、出航して、しばらくするとガガガガと言う音、氷山にぶつかって、あっと言うまに沈没した、鬼達は全員泳げない、桃太郎は南へ向かって泳いだ、体中しびれてきた、もう駄目だと思った時、運良くタイタニックが通りかかり、助けてもらった。国は？日本、住所は？お爺さんとお婆さんの所、職業は？鬼退治、電話番号は？ない、名前は？レオナルド・デカプリオ、好きな食べ物は？フィッシュバーガー、一番怖いものは？お婆さん、それ関係無いだろう、と言って桃太郎は船の先端まで歩いて行った、そして両手を大きく広げた、気持ちがいい、ガガガガガ、又氷山にぶつかって沈没した、訳の分からない物につかまった、もう駄目だ、すると突然大きな亀が出て来た、私に摑まってまって下さい、摑まると、すぐ日本に着いた、桃太郎は礼を言って玉手箱を亀に渡すと、絶対に開けないで下さいと言って、家に急いだ、１０年がたっていた、ただいま、鬼退治して帰ったよ、あんた誰、人の家に勝手に入らないで、お爺さんとお婆さんは認知症になっていた。