空想じじい

人生は七転び八転び。

ホームレスへのストーリーは突然に

何から伝えればいいのか、分からないまま時は流れて
9月の終わり、突然の電話、家内の勤め先から、休職扱いになります、て事は収入が無くなるてことだ、もう少し先だとおもってたのに、たった一つ終身保険にはいってる、電話して見る、保険は降りるんでしょうか?調べて後で電話します、電話が来た、この前は2月に退院しましたよね、違う12月です、あっそうですか、それからだから大丈夫ですよね?俺が聞きたいんだよ、8月にも入院したんです、あっそうですか、じゃあ大丈夫ですかね?俺がききたいんだよ、12月に退院したんですか?はい、じゃあ大丈夫ですよね?俺が聞きたいんだよ、この問答一生続くぞ、ちゃんと調べて電話してくれよ、あ保険屋さん。勇気を出して病院に電話する、ほとんど変化ありません、さらにガックリする、電話しなければよかった。郵便物、請求書がどんどん溜まってく、もうどんどん溜まって天まで届けばいい。夕方、次女が何か作ってる、なに作ってるの?ラザニア、晩御飯、何しようか?バシッ、頭を思い切り殴られた、あいたー何するんだよ、だからラザニアだって言ってるでしょ、中華料理?右フックが飛んできた、スウェーバックで、かろうじてかわした、家はボクシングジムではない、このラザニアが晩御飯なの。お父さんが疲れてるのが分かったんだろう、一生懸命に本を見ながら作ってる、以前にも僕が熱を出して寝てた時、卵焼きを作って枕元に持って来てくれた、あまくて、焦げてて、まずかったけど、嬉しかったので我慢して食べたら、お腹の具合まで悪くなってしまった事があった。長女の送り迎えを毎日一日4時間やってる、お父さん疲れてる時は行かなくてもいいからね、と言ってくれる。長女はたまに辛いと言って泣き出すことがある、ドキッとする、まだ不安定だ、娘達は友達がいないので、話し相手をしてやらなければいけない、夜10時くらいまで、それからが自分の時間だけど疲れて何もしたくない。眠いけど今コメントをズート読んでました、改めてありがとうございました、心に涙がいっぱいたまりました。

追申 がん再発ではないと思います、入院はしてません、ただの疲れと、やらなければいけない事がありすぎて、途方にくれ、どれからやればいいのか、分からないだけです。元気と時間があれば出来るだけ書きたいと思います。