空想じじい

人生は七転び八転び。

アメリカ 23 英語学校

午前中と午後にアダルトスクールと言う英語が分からない人の為の学校があ

る、(たぶんアダルトスクールと言ってたと思う)税金で運営されている、誰

でも行けるしかも無料だ、僕は週に3日位行っていた、午前と午後と夜の部が

あったと記憶している、僕は朝か夜に行く、朝は9時から始まる、生徒はほと

んどメキシコ人で先生の話を聞いてるのは、一番前の一列に座ってる人位で、

他の人はスペイン語で仕事の情報交換をやっている、後ろの方は、生徒の話声

がうるさくて先生の声が聞こえてこない、僕はいつも一番後ろに座ってた、お

かげで英語は覚えなかったがスペイン語は少し覚えた。先生は男の先生でイラ

ク戦争に行っていた経験がある、先生が言う、とにかくパンパンパンと言う音

がしたら、いつでもどこでもすぐに伏せなさい、授業が始まる、何かお菓子を

食べてる人、ガムを噛んでる人、途中から来る人、さまざまだ、先生が黒板に

何か問題をいくつか書く、分かる人!、全員手を挙げる、わからないけど仕方

無く手をあげておく、またこう言う時に限って当てられる。当てられた人が前

に出て行くが、まったくわかってない、先生に教えてもらいながら答えを書

く、答えのわかる人じゃなくて、やりたい人が手を上げている、でもいいこと

だな~と思う。授業も終わりに近づいてきたころ、誰かが筆箱を落とした、ガ

シャーンと音がした、いきなり先生だけが伏せた。(本)