空想じじい

人生は七転び八転び。

アメリカ 21 スキー 前篇

ロサンゼルスでスキーが出来る所があると聞いた、2時間で行けるビッ
 
グベア・レイクと言う所だ、1月の中頃だと思った家族4人で2泊3日で
 
行く事にした、仲良くなったアメリカ人にアパートを出る時にはへやのラ
 
ジオと電気はつけっぱなしにしていきなさいと言われる、近所の人に
 
は出かける事は絶対に言わないように、泥棒に入られるから。でも家
 
に泥棒が入っても、家の場合にはとられる物は何もない、泥棒が自信
 
をなくすだけだ。どうしてそんな事をするのか?と聞くと、近所の人が一
 
番危ないからだと言う。フリーウェー405号を南にサンディエゴに向か
 
って走る、途中で左に曲がる、ひたすら行けばいい、簡単だ、でも暑
 
い、車のクーラーをガンガンかける、少しづつ登り坂になって行く、長女
 
がウンチがしたいと言いだした、大変だ何も建物がない、もう出そう我
 
慢できないと言う、道幅の広くなってる所に車を止めた、大急ぎでウン
 
チをさせた、尻を拭いたティッシュペーパーが風に舞っている、こっちに
 
向かって来た、危ない急いで逃げた。後から来る車のフロントガラスに
 
くっつけば面白いのにな~と思いながら先を急いだ、山の頂上に来る
 
と道には雪がないが、山は真っ白になっている、やっと予約してあった
 
キャビンに着く。まだ昼ごろだ、すぐにスキー場に行く、Tシャツの人が
 
多い。僕達はジャンパーを着てる、僕と子供達はスキーは3回位しか
 
やった事がない初心者だ、家内は中級者だけど人の面倒まで見れる
 
レベルじゃない、家内が地図を持って4人でリフトに乗って行く、うまく乗
 
れなくて係員に手伝ってもらって乗せてもらう、頂上に着く、今度はうま
 
く降りれなくてみんなでひっくり返ってリフトを止めてしまう。滑り初めて
 
すぐに道が二股に分かれてる、家内が地図を見ながら言う、右の方に
 
初心者コースがあるから右に行こう!右に行くと後から来る人達が追
 
い越して行って、いきなり見えなくなる、なんだ!近づいて見ると断崖
 
絶壁だ斜度45度以上あるぞ!あ~っごめん間違えた上級者コースに
 
来てしまった!戻れない!行くしかない。無理だよ~(本)