空想じじい

人生は七転び八転び。

国際会議 地球温暖化

地球温暖化の国際会議が、誰も知らない小さな島で始まった、誰も知らないのにどうやって来たのか、誰も知らない、会議が始まる、議長が言う、まず最初に「白熊が絶滅の危機にある」さっそく中国が手を上げる、これは中国が最も得意とするところだ、ヒグマを白い油性のスプレーで塗って北極に放せばいい、賛成多数、決まりだ。次は「羊のおならだ」オーストラリアが手を挙げる、羊の尻の穴にコルクを詰めて栓をする、賛成多数、決まりだ、次は「海に沈んで仕舞う国ツバルだ」ロシアのメドヴェージェフが手を上げる、国民全員に浮き輪を無料で支給する、賛成多数、決まりだ、次は「森林伐採だ」ブラジルが手を上げる、先にに森林を全部焼いてしまって切れなくする、賛成多数、決まりだ、次は「虎が絶滅の危機にある」誰も手を上げない、それでは日本に答えてもらいましょうか、あまりの程度の低さにあきれて寝てしまっていた鳩山がビックリしてとび起きた、何だって、目をこすりながら、虎か?三本槍で虎を突く、賛成多数、決まりだ、えー!ちょっと待って、き、決まってしまったの?小学生よりレベルの低い会議に成ってきた、ジョンイルが隣の温家宝に聞く、温ちゃん温暖花って、どんな色の花だい?あきれたね花の話をしてると思っていたのかい、だってさっきから白とか黒とか言ってるじゃないか、説明するのもめんどくさい、もうそれでいいよ、そうだよ花の話だよ。次は「車の排気ガスアメリカが手を上げる、カメラが集中した、さすがアメリカだ、ガソリンの価格を1リットル一億8千万円にする、会場が、どよめいた、しだいに大歓声にかわる、窓ガラスが7枚割れた、気を良くしたオバマは、つい調子に乗って、明日から、と口走ってしまった、さらにエスカレートした、ガラスもドアも屋根も全部吹っ飛んでしまった、その衝撃でキムジョンイルが、密かに持ち込んでいたミサイルが発射した、それも垂直に、と言うことはここに落ちてくる、急げ時間がない、我先にと出口に向かう、出口で誰かが転んだ将棋倒しになった、出口が塞がってしまった、ジョンイルはバカども、窓から出ればいいものを、ハハハハと笑いいながら、窓に登って飛び降りたテポドン、と言う音がした、肥溜めに首までハマッテしまった。