空想じじい

人生は七転び八転び。

国際会議

いよいよ国際会議が始まる、場所は秘密だ、今回は、民族衣装で出席する事が条件である、小さな島に続々と各国の首脳が集まりだした、もう日が暮れようとしている、すべての首脳達はいかにして目立つか、それしか考えてない、鳩山は、ちょん髷に着物、腰には日本刀、一番目立ったのは、アメリカのオバマだった馬に乗ったまま入場してきたカウボウイの格好だ、日本の右が、ケニア、左に、アメリカと座る、会議が始まる、議長も移動で疲れてるのと、酒が飲みたいのとで、速く終わらせたい、どんどんと読み散らかしていく、どうせ誰も聞いてない、殆どの人は居眠りをしてる、突然北朝鮮のジョンイルがミサイルを撃った、天井に大きな穴が開く、誰も起きない、ケニアのキババがオバマに、よーカウボーイ、イギリスのブレアを投げ縄で捕まえられるかい?簡単だ、投げ縄を振り回す、カメラが集中する、YES WE CAN一発でイギリスの首相ブレアを仕留めた、オバマが言う、おいキバちゃん、外を走りまわってる、イノシシを仕留められるか?簡単だ、窓を開けて、ヤリを持って狙いを定める、カメラが集中する、一発で仕留める、すると今度はカメラが一斉に、鳩山に集中する、ジョンイルがミサイルをたて続けに2発撃つ、それでもカメラは鳩山に集中したままだ、やばい何か目立つ事をしなければ、焦った、「日本と言えば、忍者、神風、ハラキリ」この格好で忍者はできない、神風もできない、ハラキリしか残らない、どうしよう、痛そうだがカメラが集中してるてまえ、やらない分けにはいかない」ハラキリをやろう、と言うといきなり刀をぬいて腹に突き立てた、血が出た、会場は、今日一番の盛り上がりを見せた、拍手が鳴り止まない、アンコールの声すらも出る、すぐ救急車で病院へ運ばれた、幸い刀は着物の上から刺したので、腹に届いてなかった、血が出たのは、かたなをにぎってた手の方だった。