ハワイは危ない、ゆう、Ｂ９、沢小、花の係長、浦島太郎は、フランスのノル
マンディーに行こうと考えた、信じられない事にＪＡＬの「豪華客船で行く、
運が良ければ沈まないでノルマンディー」と言うツアーを見つけた、１９４４
年の事だった。一行は迷わずツアーに参加した。何日か経って喜望峰の辺りま
で来たら波が大きくなった、真っ先に漁師だった花の係長が船酔いした、苦し
い～～助けてくれ～。無理だ！続いて沢小も船酔いした、苦しい～、腹が黒く
て気持ち悪い！そんな事国民はみんな知ってる、いまさら白くなるわけがな
い、無理だ！さらに何日か経ってノルマンディーに到着した、ロンメル将軍が
迎えてくれた、ロンメルは今日は休暇だった、遠くからピアノの音色が聞こえ
てくる、なんともいい雰囲気だ、ずーと「猫ふんじゃった」を繰り返して弾い
ている、あれが有名な戦場のピアニストだ、一日中「猫ふんじゃった」を弾い
ている、うわさによるとそれしか弾けないらしい、近所から苦情が出てるのに
辞めない頑固物だ、どうも女らしい名前は、まりちゃんと言っていた。お前
達！この海岸には５００万発の地雷が埋まっている、しかも最新の地雷だ、踏
んづけたら恥ずかしい事になってしまう、どうなってしまうかなんて、恐ろし
くてとても言えない。そー言われるとどーしても聞きたくなる。どーなっても
いいから教えてくれ。う～ん、そ～か、ならしょうがない教えてやろうとロン
メルが言う、地雷を踏んづずけるとな、チンタマだけ綺麗に吹っ飛んでしま
う、恐ろしい爆弾だ、ズボンをはいていてもチンタマだけ吹っ飛んでしまう、
両手で押さえていても無駄だチンタマだけ吹っ飛んでしまう、通称「チンタ
マ・トレール」爆弾と言う。お～想像しただけで痛くなってくる。５人一斉に
股間を押さえた。沢小が言う、俺にいい考えがある、伊達に腹が黒いわけじゃ
ないぞ～。ロンメルさん、洋服屋に案内してくれないか？あ～いいよ今日は休
みだし、５人は洋服屋さんに向かった、そして数時間が過ぎ海岸に帰って来た
ら綺麗な夕日が見えていた、皆昔の森田健作のテレビドラマのように走りたく
なった。よ～し夕日に向かって皆で走るんだ！きれいに女装した５人は地雷の
埋まっている海岸を一斉に太陽に向かって、内股で走りだした。これが世に言
う、史上最大の作戦、ノルマンディー上陸作戦だ。
