空想じじい

人生は七転び八転び。

ガンになって気に入らない事、この[癌」と言う漢字、こいつに腹が立つ見たくもない書きたくもない覚えたくもない、たとえ大事な試験に出ても書かない、ガンでない時は気にもとめなかったんですが、人をバカにして笑っているように僕には見える、なんとか、か弱いも、軟弱な字に変えてくれないですか文部省さん、そして再発の事を再出発とか、転移の事を移動とか、自分にとって癌、再発、転移、この3点セットがつねに頭のどこかに小判ざめみたいにくっいてます、昨日がんの人のブログを読んでいてつい鞠半前の事を思い出しました。
外は晴れ、家内は梅雨、娘たちは曇り、おれは雨、もう半月続いてる、先の事は考えないようにしている怖いので、俺の次に元気なのは次女です、元気な引きこもりで、この間の話、俺のたまご焼きに文句をつけた、「おとうさんのたまご焼きはしょっぱいし焦げてるし、おいしくない、」だったら自分で作ってみろ、難しいんだぞバカヤロウ、ご飯の途中ですぐに作り始めた、出来上がる家内と長女が食べて「おいしい」おとうさんも食べて、一口食べてみる、確かに、「俺のよりうまいじゃないかコノヤロウ」今度から自分で作れ、いやだめんどくさい、おとうさんのしごとでしょ、私は未成年だから。生意気な次女だけど唯一まともに近いと、人が言います。ただ家から一歩も外に出ないのがちょっと気がかり。